名作椅子が可愛いイラストになった書籍「Chairs お気に入りの椅子」

chairs表紙

Chairs お気に入りの椅子

絵・文 市原 淳

2005年発売

名作椅子や家具を使ったイラストというと有名なのはシャグですが、この本の絵・文を手掛けたイラストレーターの市原 淳 氏のイラストがまた良いんですよ。

もう絶版の本なので買えませんが、話だけでも聞いて帰ってください。ちょっと中身も紹介しますよ。

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名作椅子とかわいいキャラクター

この本はイラストレーターであり絵本作家でもある市原 淳 氏により手掛けられた本ですがポストカード集でもあります。

書いた経緯は本に記されています。

僕が最初に椅子に興味を持ったのは20歳の頃、大学の先生が主催するフィン・ユール展の搬入のお手伝いに行った時の事でした。

会場に運び込まれた渋いオレンジ色のチーフテンチェアを見て「カッコいいなー!」と思ったのがきっかけです。

それから図書館や洋書店でインテリアの本を読むようになり、イームズを知り、じわじわと椅子の魅力に取りつかれているところに椅子ブームがやってきました。

(中略)

勝手に自分のイラストでイームズのポスターを作ってみました。何点か描いてみるうちに「次はどのイスにはどんな人を座らせてみようかな?」と考えるのが楽しみになってきて、展覧会で発表する機会もあったりして、いつの間にか24枚の”椅子シリーズ”が出来上がりました。

Chairs 抜粋

INDEX

それがこれら24種類+aの椅子に合わせて描かれたイラスト集です。本にはインデックスとして載っています。

一つ一つ本当はカラーイラストとなっています。

例えば、

タイムライフスツール

タイムライフスツール

タイムライフスツール呼ぶときもありましたね。現在の正式名称はイームズウォールナットスツールです。

描かれている女性のイメージは間違いなくレイ・イームズです。

でもこのスツールをデザインしたのが例だということを知っていたということですね。

イームズウォールナットスツールのストーリーと心に残った光景
イームズ名作スツールといえばイームズウォールナットスツールです。 実際にデザインを手掛けたのはレイであり、そのストーリーとスツールを見て心が残った光景はここです。
レイ・イームズの紹介とその生涯
イームズというとチャールズ・イームズのことを指すことが多く、もしくは「イームズ夫妻」と二人組で紹介されており、レイ・イームズ彼女自身に焦点を当てたストーリーはあまり見ません。 そこで彼女の生涯を書きました。

Yチェア

Yチェア

ウェグナーの一番有名な椅子です。

シマウマなのは・・・なんででしょうか?私が知らないだけで関係ありますかね?

エッグチェア

エッグチェア

ヤコブセンのラウンジチェアですね。

エッグ(卵)を活かして野性味あふれるイラストになっています。色合いが良いですね。

デンマークのモダニスト「アーネ・ヤコブセン」のストーリー
デンマークのSASホテルを手掛け、同時に数々の後の名作チェアを世に残すスカンジナビアンデザインの巨匠です。 建築家としてもデザイナーとしても実力のある人物でした。それがアルネ・ヤコブセン。

ベルトイアチェア

ベルトイアサイドチェア

そりゃ裸で座れば跡が付きますよ。

あとこのキャラクター、ハリー・ベルトイアっぽいですね。違うかもしれませんが特徴が似ています。

ハリー・ベルトイアの説明とストーリー
彫刻家なのに家具も製作したベルトイア。彼の功績によりイームズワイヤーチェアが生まれるなど、ワイヤー状のチェアの発展に大きな影響を与えました。その後Knoll社からダイヤモンドチェアやバードチェアといった彼の魅力が詰まった椅子もリリースされたことで一躍有名デザイナーの仲間入りをしました。そんな彼の人生を紹介します。

というように、どれも独創的でファッショナブルなイラストと合わせて椅子が描かれています。

先述の通りポストカードになっていますので切り離して使用することもできます。

ミニカタログ

ミニカタログまで付いている丁寧っぷりです。

2005年というとミッドセンチュリーブームだまだ強かった時代ですから、この本の人気度も相当に高かったです。

本の続編はないのですが、また椅子を使った新しいイラストを書いてくれたら嬉しいなと思います。発売したら買いますよ。

イラスト全部気になる方はどうにか探してこの本を手に入れてください。

椅子好きなら持っておきたい本ですね。

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