【プロが書く】ハーマンミラーのセイルチェアは何が良いのか

ハーマンミラー社のワークチェア(ワーキングチェア)といえばアーロンチェアが有名ですが、他にも優れたチェアはいくつも存在します。

セイルチェア

その中の一つがこのセイルチェアです。

2010年にイヴ・ベアールのデザインによって生まれました。日本では2011年からリリースされています。

このセイルチェアはハーマンミラー社の中で最もローコストなワークチェアですが、価格に対してパフォーマンスがすごく高いです

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そんなセイルチェアの特徴とメリット、デメリットはこれらです。

セイルチェアの背面

フレームの無い3Dインテリジェントバックによるスリムな背もたれ

人間な自然な背骨の形である逆S時に”腰を深く入れて座るだけ”で近づけることが出来ます。

誰が座っても小さな背もたれは肩甲骨から肩への自由な動きを促進します。肩こり対策にぴったり。

背中の可動も自由で、かつ背骨も正しい形になるということで健康的に座り作業が出来ます。

シンクロナスチルト機構搭載

身体の動きに合わせてスムーズに動くチルトメカニズムはリラックス姿勢をとるのにも最適。後掲姿勢も違和感なくすることが出来ます。

さらに前掲機能が付いており、手を前に出して作業するときに自然に背骨をサポートします。

セイルチェア座面

複数人でサイズを共有できる

座面の奥行を調整することで、体格の違う複数人で使いまわすことが可能です。

背もれが小さいことも幸いし、誰でもスリムな背もたれを心地よく使うことが出来ます。

保証期間が12年

これは圧倒的ですね。

この価格帯でこれほど保証が長いワークチェアはありません。それだけの耐久テストをしての販売ですので、158kgまでの重さが座っても大丈夫です。ガス圧シリンダーは他のワークチェアと同じく2年です。

仮に12年間使用した場合、年間で六千円ちょいの計算です。このコストパフォーマンスの高さは他社と比べても素晴らしすぎます。

セイルチェア動く

逆に気になるところは

体重が軽い人はリクライニングが動かしづらいです。

肘掛の性能をもっと求めるのなら別のワークチェアのほうが。

座面はウレタンクッションです。これは良し悪し。

仙骨を調整するパーツは無いです。

ところで、個人でワークチェアを選ぶときにどういった条件でセイルチェアを選ぶと良いかですが。

それは、どれだけ自分がワークチェアに性能を求めるかです。

アーロンチェアと比べたらそりゃあそっちの方が断然に機能や性能が高いです。値段が違いまぎますから。

例えば別のジャンルだと思って比べてみてください。

車を買う時に、「この車はすごく早く走るんですよ!機能もすごく多彩で長距離もばっちりで加速も最高!」とスポーティーな車を薦められても、自分が街乗りぐらいにしか使わないのであれば必要ないですよね。

一日1時間ぐらいしか座らないという人にアーロンチェアが必要か?といった考えです。

当然アーロンチェアを購入することが出来たらベストなのかもしれませんが、それほど椅子を使わないのに20万近く予算を出せるのなら良いですけど、そんなことないですよね。

お金の支払い方は適材適所があります。目的に合わせて選ぶのがベストです。予算があります。

それからナイーブな話題として、セイルチェアは”きしみ”音がすごいという評判を見ます。

先にお伝えしますと、セイルチェアは特別軋むようなワークチェアではありません。誤解です。

使い続けることで常識的な軋み音はなりますよ。それはどんなメーカーのワークチェアでもあります。

しかし、セイルチェアの軋み音は相当なものだとネットでも書かれています。

これには理由があるんです。

最初日本で新発売した時にセイルチェアはねじ部分に不具合がありました。

そのため初期不良品が流通する結果になってしまったんです。

その不具合により異常な軋み音が鳴っていたわけです。

ミスはミスとして、初期不良品はすべて無償で回収や修理をしましたので問題は解決しました。

その後ねじ部分を改修したものを流通させていますので現在ではその問題は起きていません。

その時の影響からセイルチェアのきしみ音について書かれるようになったんです。

初期以降の納品じゃなくて2013年以降もそうしたケースがあると報告されているのですが、それは初期不良品が納品されたからでしょうね。お店に在庫が残っていたら出荷されるでしょう。

しかし、本来、初期不良品はちゃんと修理なり交換なりの対応しないといけないので、それをせずにそのまま初期不良品を売るというのがよくわかりません。正規販売の店は事態をわかっているわけですから対応するはずです。

それから中古を買った人はもちろん不具合品にあたる可能性があります。中古は初期不良のまま流通しているでしょうから。

ちなみに、自分でセイルチェアを分解したりしないでくださいね。

正規販売店で買った人たちは理解をしていると思いますが、分解すると正規保証が受けられなくなります。基本的に何でも買った店に相談するのがルールですから、黙って分解するのは謎の行為です。普通は買った店に相談をするものです。

今私もセイルチェアを販売して7年目ですが、現在は特に問題なく販売をしております。

手軽に長く使えるワークチェアとして最上の選択肢の一つがこのセイルチェアだと考えています。

セイルチェアが欲しい、在庫をすぐに買いたいという方は下記リンクからどうぞ。私のお店です。

Herman MIllerとイームズの専門家がミッドセンチュリーデザインを中心に優れた知識と提案をしています。個人法人問わずアーロンチェア リマスタードのご購入は当店が最高です。

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