ネルソンプラットフォームベンチの話

Herman Miller Japan HP http://www.hermanmiller.co.jp/content/hermanmiller/apac/ja_jp/home/design-resources/images.html?text=Herman%20Miller:Products/Nelson%20Platform%20Bench

 

ネルソンプラットフォームベンチといえばこの格子状のベンチです。

昔も今もハーマンミラー社によって製造販売をされています。

そしてジョージ・ネルソンの代表作の一つです。

ジョージ・ネルソンはハーマンミラー社のデザインディレクターを務めたことで、イームズやジラードを同社に導き、ハーマンミラー社を世界的なファニチャーメーカーへと成長させました。 自身のデザインであるネルソンベンチや名作家具も世に多く残しています。

あと、この世でもっとも真似された家具の一つだと思います。

さっきも書きましたが、ハーマンミラー社の物のみがジョージ・ネルソン・ファウンデーションにライセンス料を支払っている正規品です。

誰ですか、「ライセンス料を払わなくても良い」なんて言っている人は。

正規のメーカーはデザイナー側にライセンス料を払っていますからね。それに海外の製品に日本の意匠権を引き合いに出してもしょうがないです。だって海外の製品なんですから。

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このベンチですが、雑誌「フォーチュン」のネルソンオフィスにあったものがオリジナルです。それが1945年のことです。

そして1946年からハーマンミラー社でのネルソン最初の製品としてリリースされました。
当時はバーチ材を使っていたり、プリマヴェラ(ホワイトマホガニー)材を使ったりしていてました。そして1967年で製造が終了しています。

復刻したのは1994年です。

その時に現在と同じメープルになったと記憶しています。ハーマンミラーフォーザホーム(Herman Miller For The Home)によって復活した製品の一つです。

今はウォールナットを使用したネルソンベンチも存在しますよ。

このプラットフォームベンチのデザインはジョージ・ネルソンですが、実際にネルソンしかデザイナーの名前がクレジットされていないので、彼一人で作ったとみて良いのでしょうか。

よくジョージ・ネルソンのデザインとして流通している家具でも、実際に手がけたメインデザイナーが存在します。アーヴィン・ハーパー、アーネスト・ファーマーなど優秀なネルソンアソシエイツのスタッフたちが存在しました。

ネルソンは優れたディレクターですからね。デザイナー業もやっていますが、ディレクションの天才といえ

ハーマンミラー社での広告では、当初からローテーブルとして使えることをアピールしていましたよ。むしろテーブルとして紹介していたり。

Herman Miler Japan HP http://www.hermanmiller.co.jp/content/hermanmiller/apac/ja_jp/home/design-resources/images.html?text=Herman%20Miller:Products/Nelson%20Platform%20Bench

このベンチを中心に、後に作られたシェルフやキャビネットが組み合わさるので拡張性も高いです。

座れるし、テーブルにできるし、ディスプレイ台にもなるし、土台にもなるし、足場にできるし、それでいてモダンで格好良い。

わりと非の打ちどころがない家具ですね。

そして飽きない。

どれだけ長年付き合っても、いつまでも良いと思える家具の一つです。

余談ですが、このベンチをデザインした理由として”長時間座ったら痛いだろうから来客が長く滞在しないだろう”と思って作ったら、逆に座り心地が良くて長居してしまった。

というエピソードが私の記憶に残っています。

しかし、これの根拠となる話が出てこないので、私の頭の中に残っている都市伝説みたいなものでしょうか。

どこでこの話を読んだのか覚えてないんですよね・・・

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