イームズ史上もっともエグゼクティブなチェアといえばこれです。
(https://www.hermanmiller.co.jp/content/hermanmiller/apac/ja_jp/home/design-resources/images.html?text=Herman%2520Miller:Products/Eames%2520Executive%2520Chairs)
– Eames Executive Chair –
デザイナー:Charles & Ray Eames (チャールズ&レイ・イームズ)
Eames Executive Chair (イームズエグゼクティブチェア)です。
同時にハーマンミラー社の最もエグゼクティブなチェアでもあります。
名前の通りエグゼクティブなこの椅子は1960年にデザインされました
ニューヨークのタイムライフ社の新社屋の内装をイームズオフィスが手掛けることになり、内装だけでなく家具もデザインすることになりました。
デザインされた家具は「ウォールナットスツール」とこの「エグゼクティブチェア」です。
そこからこの椅子は別名「タイムライフチェア」と名付けられています。
その名の通り”充実した人生”を送ることが出来るデザインです。
とにかく贅沢なこのつくりは、アルミとレザーによる最も優れたコラボレーションです。
誰が見ても重厚で迫力のあるデザインは、どっしりとした安定感のある任せられる座り心地もあります。
まさに高級椅子です。
1972年のチェスの世界大会で使用されたことは有名なエピソードです。
1972年のチェスの世界大会で、名匠ボビー・フィッシャーは、イームズエグゼクティブチェアを使用することを要求しました。対戦相手のボリス・スパスキーも、自分にも同じチェアを提供するよう依頼し、開催地のアイスランドまで運ばれました。
ロビーでも会議室でもどの場所でも遺憾なく魅力を発揮するこのチェアは、個人用でもラウンジチェアとして使っても最高の一脚として使い続けることが出来ます。
後にはローマ法王が座る為に特注したホワイトレザーかつヘッド部分までクッションを付けたエグゼクティブチェア作られました。
最高に満足できるイームズプロダクトとして歴史を越えて愛される椅子です。
ここぞという場所の一脚として選びたいものです。
座っているときの多幸感はすごいですよ。
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