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草のようなアート作品のような名作椅子「プラトン」

– Pratone –

デザイナー: Gruppo Strum (グルッポ・ストラム)

 

椅子はその長い歴史の中で本当に数多くのデザインが生み出されてきました。

形、素材、カラー、製法など椅子ごとに大きく違いがありまさに千差万別です。

そんな椅子の歴史の中で「これはなんなのか・・・?」と首をひねるような異質な椅子も多く存在します。その一つがこのプラトンです。これは紛れもなく椅子です。

 

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ポップアートのようなデザイン

 

プラトンは1971年にグフラム社から発売されました。

デザインはイタリアのデザイン集団「Gruppo Strum (グルッポ・ストラム)」です。そのメンバーのジョルジュ・セレッティ、ピエトロ・デロッシ、リカルド・ロッソにより手掛けられました。

 

椅子としての機能性は犠牲にされ、そのフォルムの特殊性こそ評価されている名作家具です。

確か重量が4,50kg以上あった気がします。移動も容易ではありません。

ただし、プラトンの目的においてのみの機能性を発揮します。ゆえに椅子です。

ほとんど現代アートのような装いですが、短期間のみ製品化され発売されています。80年代までは販売されていた気がします。

 

この芝生というより生い茂る草ようなデザインにどうやって座るとかいうと、もうそのまま上から覆いかぶさるも良し、腰かけるも良し、寝転ぶも良しというものです。

ポリエチレンフォーム素材を使っているためフサフサは柔らかく、人の体重で簡単に潰れます。

また、プラトンはいくつも数を揃えて大きな面積にすることもできます。下部のウェーブ上同士を揃えたりすることで無限の広がりを見せます。

 

希少なコレクターズアイテムとして家具マニアの間では取引されています。

イタリアの70年代のアートピースとして、特にスペースエイジ系コレクターの中では常識と言って良いぐらいの名作です。

日本でも何人か所有者を知っています。

そのうちの一人はヒューマンメイドのNIGO氏ですね。

 

写真の通り私も現物は見たことがありますが、さすがに座ったことはありません。

座らせてと申し入れするのも憚られますからね。

 

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