家具の在庫問題とレザーを使った家具のメンテナンスについて

在庫

家具の在庫問題はいつも悩みの種です。

家の新築やマンションの新築に合わせて新しい住まいを求める人たちは知っておいた方が良い知識です。 海外の家具は手に入れるのにかなり時間がかかるケースがほとんどです。 引っ越し日に合わせるなら、逆算をして家具のオーダーをしておくべきです。

家具は受注生産が基本なのですが、欲しい人にとってはすぐにでも欲しいものです。わかりますよ、気持ちは。

在庫が無く受注生産になっている理由のひとつとしては家具を在庫として持つのはあまりにもお金がかかるからです。

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在庫を持つにしても家具はカラーやサイズ違いなどバリエーションが豊富ですし、一つ一つもそれなりの金額となります。特に私が扱っているような家具の価格帯だとダイニングチェアで数万円、テーブルやソファで数十万円が普通ですから在庫金額もびっくりなことになります。

それだけじゃないです、金額だけが問題なのではなく在庫保管スペースがネックです。

椅子を100台在庫を保管するなんてことになったら相当なスペースが必要ですし、専門のスタッフも必要となります。

組み立て家具であれば分解して保管が出来るのでスペースがすこし抑えられますけど。

在庫を持つとしてもアーロンチェアのように、そもそも人気があり売れることがわかっているような製品だけです。それもバリエーションは数あれど特定の仕様が最も売れるものです。

リマスターされた新型のアーロンチェア リマスタードも発売した有名なアーロンチェアは多くの評価がある一方で誤解もあります。 正当な評価やレビューが少ないと感じますので、本当によいものか、優れたものかをプロが書きました。 最高峰のワークチェアに違いありません。腰痛が治るのかも書きました。

ダイニングチェアやテーブルなんて在庫を持っておくなんて難しすぎます。

何が売れるかわからないですもん。あるカラーを在庫として持っていても、パーツのカラー1つ違うだけで新規オーダーとなりますので考えられるバリエーション全ての在庫を持っておかないと対応ができません。

これはとんでもないことになるので実現不可能です。参考としてハーマンミラー社のイームズシェルチェアだと組み合わせが一万通り以上ありますから不可能に近いです。

ハーマンミラー社で正規復刻されているイームズシェルチェアは素材が3つあります。 それぞれはどんな目的で、どんな要望に合わせて選べばよいか難しいと思います。 それをプロの目から説明しました。わかってもらえるはずです。

納期を短縮できるように企業努力はされていますが、海外の製品は輸入するのにどうしても時間がかかるために何か月も待つことが普通です。船便ですしね。

革の家具

その中で動物の革(レザー)と使った家具は在庫を持っておくことが最も難しいです。

なぜなら、レザーは使わずに放置をしておくとレザーがダメになってしまうからです。

しかも往々にしてレザーを使った家具は頻繁には販売には至りませんから保管しておく期間が長くなりがちです。

レザー製品といえば上質なデスクチェアやラウンジチェアとかですからね。高額ですし頻繁には売れません。カラーバリエーションがあるだけ作って在庫を持っておいても何年かかっても売れないなんてことがあるでしょうし、下手したら相当な期間眠らせておくことになるかもしれません。

革を使った家具は段ボールに入れておくことでいつのまにやらレザーが固くなったりカビが生えたり問題があるかもしれません。カビが生えるのは保存状況が悪い時ですね。

レザーは革のクリームなどでメンテナンスをして日々使い込むことで長く使っていけます。

新品在庫なの定期的に使ったりメンテナンスをしていたらそれは新品か?という疑問が出てきます。

ということで、今回は革を使った家具の注意点とメンテナンスについて書きます。

メンテナンスを全くしなかった革はひび割れたりしてダメになったりすることがあります。そうならないようにこれから書くことを気にしてください。

まず革製品で気を付けないといけないのは湿度です。

特に一定の場所で置きっぱなしにする家具には大切な要素です。

湿度が70%以上になるとカビが生える可能性があります。湿度が高いと細菌が繁殖しやすくなるからです。70%未満である限りカビは生えづらいそうです。

でも湿度が低すぎるのもいけません。今度は湿度が40%未満になると革が収縮を起こしヒビ割れがしやすくなります。

日本では湿度が異常に高くなる梅雨期と乾燥する冬場に気を付けてください。

それから直射日光もいけません。

革製品に限った話ではありませんが、日光を直接当てるのは革の劣化を促進します。

革だけでなく、木材部分、金属部分、ウレタン、接着剤、プラスチック部分、なんでも直射日光はいけません。

(ただし、日光に当てることを推奨する革もあるので革製品と一口にまとめてはいけませんが、家具に直射日光を推奨する革が張ってあるケースは見たことがありません。)

革を使った家具は適切な湿度の場所で直射日光を当てずに、定期的に革製品専用のクリームを使用してメンテナンスしてください。頻度はクリームの種類によりますが、半年から一年に一度でしょうか。すごーく薄く塗ってくださいね。

そして重要なのは自分で使いこむことです。

革製品は手で触って座って動かすことで手から油分を吸収しますし革が伸縮するので弾力を保ち続けます。

それでも普段触らない場所があるのでクリームで見えない場所でもメンテナンスしてください。

革の家具は作り置きしておくと鮮度が落ちちゃうんですね。

こう考えると天然の物を使っているということがよくわかります。

よっぽど売れる革の家具だったら作っておいて在庫を持つなんてことをしています。

例えばイームズラウンジチェアなんかはあの価格帯の家具としては珍しい在庫が日本で用意されている革の家具です。

でもすぐに売れるので問題ありません。作り置きOK。

アメリカンミッドセンチュリー期を代表するイームズラウンジチェアは最高峰の安楽椅子でもあります。 そのストーリーと発売時の意外な評価、そしてタブーでもある模倣品の話をします。
ハーマンミラー社のイームズラウンジチェアは長く使っていくためにお手入れが必要です。 どういったことが必要でしょうか。

バルセロナチェアは受注生産ですね。

こちらはどんな革が売れるか毎回違うからでしょう。それに、高級家具らしくその都度顧客のために作るというのが格好良い感じがするじゃないですか。

値段的にはイームズラウンジチェアも近いですけどね。

有名なバルセロナチェアのストーリーまで知っている人はほとんどいないと思います。 いくつも会社を渡り歩き、ミース・ファン・デル・ローエ自身の想いとともに現在の形に至るまでのお話です。 どうしてKnoll社から発売されるようになったか、どうして正規品かを書きました。

そんなわけで、家具はとにかく用意するのに時間がかかるのと、革を使った家具は気を付けて使いこんでいってください。

早い人だと住宅を建てる二年前から家具を相談される人がいます。

・・・今度はちょっと早すぎるんですけどね。その時にその家具が用意できるかわかりませんし・・・

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