ネルソンスワッグレッググループ アームチェアのストーリー | 名作家具とデザインの話

ネルソンスワッグレッググループ アームチェアのストーリー

ネルソンチェア

https://www.hermanmiller.co.jp/content/hermanmiller/apac/ja_jp/home/design-resources/images.html?text=Herman%20Miller:Products/Nelson%20Swag%20Leg%20Armchair

– Nelson Swaged Leg Chair –

デザイナー:George Nelson

特徴的な脚を持ったこのデザインはジョージ・ネルソンにより1954年に生まれました。

ハーマンミラー社にて製造販売された期間は1958-64年と記載が残っています。

ジョージ・ネルソンの詳しい説明とストーリーを書きました。ためになりますよ。

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当時ジョージ・ネルソンは彫刻のような美しい脚を持った家具を作りたいと構想していました。

そこで重要視されたのは「脚部は金属製で機械成形され、さらに美しい」というデザインです。

考えられたデザインがこの流線型に4つに先が分かれた脚です。

これは金属パイプを圧縮加工する”スウェージ加工”という技術を使って製造されました。

さらに脚先のグライズも調整可能な金属製にすることで統一感も生まれています。

スワッグレッグチェア

https://www.hermanmiller.co.jp/content/hermanmiller/apac/ja_jp/home/design-resources/images.html?text=Herman%20Miller:Products/Nelson%20Swag%20Leg%20Armchair

こうして出来上がった脚はまさに彫刻のような美しさを持つエレガントな仕上がりとなっています。

この脚を利用してデスクやテーブル、チェアを作り上げ”ネルソンスワッグレッググループ”と名付けられ新たな家具シリーズが誕生しました。

そんあスワッグレッググループのアームチェアはその脚の魅力はもちろんですが、座面にも一工夫をしています。

この座面はまるでイームズアームシェルチェアのようにも見えるのですが、実際にイームズ夫妻が開発したプラスチックアームシェルの加工技術を夫妻に許可を得て使用して製造されています。

そこにネルソンの一工夫として背と座に隙間を空けています。

これにより背もたれが少しフレキシブルに動くことで座る人の快適性を上げています。

実際に手掛けたのは当時ネルソン・アソシエイツのメンバーであったチャールズ・ポロックだと記述が残っています。

ノル社の代表的エグゼクティブチェア”ポロックチェア”のデザイナーや加工について書きました。 中古市場と現行正規品との大きな価格の違いも理由を書きました。

現在はシェルの素材をポリプロピレンに変更してハーマンミラー社から販売を続けられています。

有機的な構造は現代のニーズにもマッチする印象的な家具ですね。

ネルソンスワッグレッググループは1958年から1964年までハーマンミラー社に製造販売されていました。 スウェージ加工された脚が美しいまるで彫刻のような佇まいのシリーズです。 アームチェアは背もたれの隙間により使用者にフィット感を与え、ベースの美しさを空間に与える優れた構成です。 ハーマンミラー正規販売店による販...

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