リゾムデザインのサイドテーブルT-710のストーリー | 名作家具とデザインの話

リゾムデザインのサイドテーブルT-710のストーリー

リゾムT710

– T-710 Small Side Table –

デザイナー:Jens Risom

このテーブルは1950年代にジェンス・リゾムによってデザインされました。

アメリカンモダンマイスターズのひとりであり、Knollの発展にも寄与しました。 アメリカンデザインとスカンジナビアンデザインの融合は、彼独自の魅力あふれる作品です。

彼はKnoll社にて家具のデザインをしていましたが、兵役後にはKnollへは戻らずジェンス・リゾム・デザイン(JRD)を立ち上げ自らのデザイン会社にて家具をリリースし始めました。

その時にこのテーブルも作られ販売されたのですが、当時は爆発的なヒットを記録したそうです。

アメリカンウォールナットを贅沢に使い、ミニマルな構成ながら重厚感もあるデザインは現代でも優れた家具と言えます。

天板と脚の空間にはソファの座面をすべり込まれることが出来、さらにテーブル同士をスタッキング(重ね合わせ)することもできる機能性も売りです。

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テーブル風景

このT-710は現在でも製造販売されています。

しかもこれは私が経営するお店の屋号である「case study shop」ブランドがメーカーです。

このテーブルの復刻には私の前職での会社が関係します。

以前私が勤めていたインテリアショップを経営する会社の社長が2006年にジェンス・リゾム本人にコンタクトをとり、直接米国に出向き本人に会ってきました。

その際にテーブルの復刻生産の話を持ちかえてサンプルを提供したところリゾム氏から「OK」を貰い、ライセンス料を支払うことで正式に日本で正規復刻させることになりました。

最初は海外生産をしていましたが、一時生産をストップして2012年より国内生産にシフトをし、その際に天板をアメリカンウォールナットの無垢材に変更するなどさらにクオリティを高め、現在も販売を続けています。

販売している私が言うのもなんですが、クオリティにしては相当お値打ちな価格設定となっています。

リゾム氏の正式な復刻品である上に、天板のアメリカンウォールナットは最上の等級の物を使用して国内の優秀な工場で製造しています。フレーム部分はまた別の某大手メーカーのOEMをするような工場に製造を依頼し、手間のかかる二度塗装するなどしてオリジナルに仕様を近づけています。

別々の工場で製造した天板とフレームを接合してやっと完成です。

販売している側だからよく分かるのですが、ここまでの家具にしては値段が素晴らしすぎます。やっていることのレベルが高すぎます。

そのかわり専用の段ボールが無いなどコスト削減もしています。

おかげでサイドテーブルを探している人には好評です。

まずこれほどのクオリティは気に入ってもらえますから。

色の濃い木が苦手な人でも、どうせ使っていけばウォールナットは色が抜けていきますから大丈夫ですよ。

それに、北欧デザイン好きな人にとっても、リゾム氏はデンマーク出身ですし米国でスカンジナビアンデザインを普及させていた人です。だから北欧好きにもお勧めできます。

米国ミッドセンチュリー期に活躍したモダンマスターズの一人ジェンス・リゾムによる伝説的サイドテーブルです。 本人に直接コンタクトをとり正式に国内で復刻した正規品です。アメリカンウォールナット無垢材を贅沢に使い日本国内で製造しています。

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