ポロックチェアのストーリー

機能を求めた現代のワークチェアとは逆に、とにかく見た目の重厚感や高級感のあるレザー張りのワークチェアを求める人たちもいます。エグゼクティブチェアというジャンルです。

例えばKnoll社ならこれがもっとも代表的な製品でしょう。

ポロックチェア

ポロックチェア(Pollock)です。

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1963年にチャールズ・ポロックがデザインした彼の代表作です

デザイナーの名前が製品名にそのままついているのは意外と少ないケースです。

チャールズポロックは、もともとジョージ・ネルソンの事務所”ネルソンアソシエイツ”のメンバーでしたが、50年代の後半に独立して、以降はKnoll社にて自身のデザインをリリースすることになりました。

ジョージ・ネルソンはハーマンミラー社のデザインディレクターを務めたことで、イームズやジラードを同社に導き、ハーマンミラー社を世界的なファニチャーメーカーへと成長させました。 自身のデザインであるネルソンベンチや名作家具も世に多く残しています。

このポロックチェアは座面と背もたれの縁をアルミニウムでグルッと囲む”リム技術”が使われているのが特徴です。

こうすることで背と座の強度が増すだけでなく装飾性も高めています。いま見ても画期的なデザインです。

そこにレザーを張り込むことで見た目にも重厚感が出るとともに快適な座り心地も体感できます。

エグゼクティブを求める人のための椅子です。

余談ですが。

このポロックチェアは日本の中古市場では随分と安く流通しています。

それには理由があり、まず一つは状態の問題。そしてもう一つは日本製だから。

中古市場の人たちが日本製かどうかやKnollのことに詳しくはないので右に倣えで値付けしているだけでしょうが、そもそも日本製のKnoll製品の価格から考えると妥当な中古価格ではあります。

しかし、中古価格と現行新品のKnoll製ポロックチェアの価格を比べるのは間違っています。

極端な言い方になるのですが、違う製品と価格比較をしているぐらいです。

現在の価格を引き合いに出されたら注意してください。日本製の価格を知っていつか聞いてみると良いですよ。

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