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製品の検品はちゃんとしましょう

 

私の自分のお店は在庫をなるべくもつようにしています。

在庫を持つのは、すぐにお客さんに渡せるだけじゃなく、ちゃんと自分で検品をするためでもあるのと、製品の理解を深めるためです。

 

 

基本的に届いたら全部一度開けます。もちろん白い手袋をつけて慎重に検品します。

 

メーカーはすでに検品してから出荷しているので、お店でもう一度検品する必要が無い説があるのですが、輸送中に何かあるかもしれませんし、見逃されている箇所がある場合もありますから、実際手元に届いた物は自分で検品するべきです。

 

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主に見る個所は。

 

・キズや破損が無いか

多少のキズは製造上の都合で最初からついている場合もあります。

そういったもの以外に、明らかに後からついた目立つキズがあった場合は、その時点でメーカーに申告して返品なり交換なりをします。

海外の製品なんかは多少のキズは普通のことなので、それを別の製品に変えてもらったところで同じクオリティです。「そういうもの」という理解が必要ですし、販売するときもお客さんにはそういった理解をしてもらいます。

 

・汚れが無いか

汚れぐらいは拭けば良いので、その時点で綺麗にすれば良し。

うちでは起きないケースなのですが、これがお客さんのもとに届いてから開封した時に本人が汚れに気づくと返品や交換を求められるケースに発展します。

拭くだけだから良いじゃないかと思うところですが、そこまで理解をしたうえで購入する人の方が珍しいでしょう。

 

・正常に動作するかどうか

パーツを少し動かしてみる、時計は電池を入れて動かしてみる。

梱包の都合で固定されているパーツの場合は、それを開封することによって中古っぽく見えてしまう場合は触りません。そこはメーカー側を信じます。

 

・パーツは全て揃っているか

製品の部品だけでなく、保証書とか説明書とか、いろいろです。

しかしこれは完璧な状態の梱包を一度でも目にしていないと足りないことに気づかないという問題もありますよ。

 

・どうやって梱包されているかを確認して、梱包し直す。

これわりと重要です。

開封が難しい場合があるんですよ。取り出し方によってはいきなり破損するケースもあるので、そうした場合はこちらで取り出し方の注意書きを入れておいたり、簡単に取り出せるように工夫をしたりします。

それから、メーカーからの梱包は良くも悪くも効率的に最小限の素材でまとめてあることがあります。

でもそれは、私がユーザーだとしたら、もう少ししっかり梱包しないと移動中にキズが付くんじゃない?と思う場合があります。

少しコストがかかって手間が増えたとしても、梱包をもう少し厳重にしたり、別の手段の入れ方にしたりします。

 

ここを見逃すことで、後で高くつく場合がありますので、やらないよりはやった方が良いですね。

「あの時もう少し厳重に梱包しておけば破損なくお客さんのもとに渡せたのに・・・」なんて後悔するかもしれないですから。

 

そしてこれが肝心です。

ここまで自分自身で検品すれば、製品の理解がぐっと高まります。

よく分からずに販売することがないので、最初に満足な説明をお客さんに出来るわけです。

 

安心してこちらも販売したいですからね。

 

 

余談ですが、お店をやっている身として書きますが、最近勘違いをしているお店やスタッフたちがいるなと思います。

それはですね、”お店側がメーカーに対してお客様感覚でいる”ことです。

 

製品はいつでも完璧で問題ないと考え、そこに自分自信は勉強も努力もせず何も関わらず、お客さんから注文があったらその都度メーカーに発注して客先に直送させるという人たちです。

 

で、何か不都合や問題があったらメーカーにクレームを言う。もしくは直接お客さんにクレーム対応させる。

 

お店が何のために存在しているかわかってなさすぎます。

 

メーカーとお店はあくまでB to Bです。

対してお店とお客さんはB to Cです。

互いを直接結びつけてしまったら常識やルールが違いますからトラブルがそりゃ起きますよ。

 

それをうまく仲介するのもお店の仕事ですから、責任を放棄しているのと同じですね。

 

こういった人たちが増えると、こちらにも被害が及ぶので困りものです。

 

 

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