イームズラウンジチェアは男の椅子? | 名作家具とデザインの話

イームズラウンジチェアは男の椅子?

イームズラウンジチェアってなんとなく”男の椅子”ってイメージがあるじゃないですか、世間的には。
私はないですけどね。でもそんな印象を持つ人が多いかどうかはわかりませんが、わりといらっしゃるのではないかと思います。

イームズラウンジチェアといえば名作中の名作でありパーソナルなチェアの最高峰です。 「19世紀のイギリスのクラブチェアを20世紀版に解釈したもの」と評されるとはどいうことか、裏話的なストーリーを書きますね。

雑誌とかウェブとかで、男のインテリアみたいな、カテゴリーにこのイームズラウンジチェアが入っているのを見かけます。

まあだいたいコピー品や紛い物のイームズラウンジチェアみたいなものばかりなんですけどね。ハーマンミラー正規品であることの方が珍しいです。

じゃあどうしてそんな男の!って印象があるかというと、先述のようにそうやって紹介したり、広告している人たちがいるからなんですけど・・・

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そもそもハーマンミラー社自体がそんな広告打ってましたからね。

ほら、書いてありますよね。

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“IT’S A MAN CHAIR”って、そらそんなセールスしていたらそんなイメージになりますよ。

今だったらやらない広告だと思います。
これは男の家具!女の家具!なんてナンセンスです。

男の家具って意味わかりません。勝手に男は黒い物だとか濃い木が好きとか決めないでもらいたいですよね。それに、イームズラウンジチェアはカラバリ豊富なので、各々の好みに合わせてカスタマイズできるものです。

ただ、逆に、こうやったからうまくいったのかもしれません。

曖昧でイメージを決めずぼやっとしているより、これは○○なんだ!って言い切ったほうが特定のターゲットに向けての訴求になり、途上のマーケットでは非常に効果的かもしれません。
車も腕時計も他のジャンルでもそうだったじゃないですか。男なら○○とか、女性は○○、大人は○○みたいな。

どうですかね、「男の家具!イームズラウンジチェア!」の方が皆さんとしては印象が良いものですかね。

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