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景気や状況が悪い時に事業を始めたほうが良いかも

何かを始めるタイミング

新型コロナウイルス(COVID-19)に感染された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復と収束を心よりお祈り申し上げます。

 

依然として続くコロナウイルス(COVID-19)問題により、雇用の悪化や倒産など景気は悪くなる一方です。

先が見えない状況もあり閉塞した雰囲気も蔓延して、人々がギスギスした状況になっているのを感じることがあります。

 

こんな不景気かつ経済的に問題が山積みな状況では、起業や独立、開業など何かを始めるには良くない状況のように思えます。

実際、始めるのを辞めている人もいますし私も知っています。

 

あくまで個人的な意見として聞いてもらえると良いのですが、社会情勢や景気が悪い時は逆に何かを始めるのには良いタイミングでもあります。

 

かくいう私もそうでした。

思い起こせば私が独立して開業をしたのは2011年7月のことです。

東日本大震災の影響が色濃く残り、デフレ真っ盛りでリーマンショックの影響もあり、街中もシャッターが目につき時勢や景気が良いとはとても言えない状況でした。

私自身はどうかというと、給料未払いが1年半分もありましたのでお金もないし、コネも人脈も何にもないし、そもそも業界知識も経験値も全然なく素人同然の状態での開業でした。

そのうえダメなところばっかりの劣った人間です。

 

それでも始めたのは、その時に”今しかない”と強く思ったからです。

 

というのも、いま私が使っている物件の空くタイミングがその時だったからです。

いまこの時しかないから始めたわけです。

それでお金が全く無いもんですから、公庫や親などからお金を借りて借金だけはすごい状態となり、手持ち資金はほぼ0の状態でスタートしました。

 

その時に考えていたのは、『今は最悪だけど、ちょっとづつでもお金を返して売り上げが増えていけば、あとは上がっていくだけだ』と思っていました。

そうですね、超絶甘い考えですね。

けど、売上なくてもお金がなくてもそれが普通でしたから続けられました。悪いのが当たり前でしたから。

 

いま振り返ると、あの時じゃないと借りれない物件でした。

景気が良かったら空いてないですし、私に物件の情報が入ってくることなんてこともあり得ないです。

 

あと、あの時じゃないと今の仕事は成り立っていませんでした。もし数年後の景気が良くなってからだと参入できませんでした。

あの時だから無理やりでも出来たんです。普通の景気状況だったら入ってこれません。

 

私がうまくいっているかは置いておいて、少なくともあの時に始めたので今がある訳ですね。

 

それに、何にもないし稼ぐ手段も持ってないし、放っておいても売り上げが増えるということもないと、如何に何も無い状態でお金を稼ぐのかということを死ぬほど考えて死ぬほど悩んで無理してでも働き続けます。

そんな状況を乗り越えると、とてつもない力や影響力を持っているようになることもあるので、周りに任せたりせず工夫をすれば他にはない存在になることもあります。

 

景気が良い時に始めるのが確かに良いです。

お金も借りやすいし、景気に任せていくらでも売れるでしょう。

いきなりすごく儲かるかもしれませんね。

 

ただ、それは景気に任せて売れているようなものですから、ひとたび景気が悪くなると一気に売れなくなります。

そうなったときに、もそも努力や工夫をして売っていたわけではないので、そのまま売り上げを伸ばす方法も考えられずダメになっていきます。

 

流行りものばかり刹那的な売り上げを稼ぐ手法ならそれでも良いかもしれませんが、自分がやりたい分野でスタートしてそれを続けたいのならこうなってしまってはまずいです。

もちろん景気の良い時に初めてひたすら努力も工夫もするのが一番良いですし、それが出来たら最強です。

 

それでも、ひたすら苦しい状況に置かれないと気づけない境地もありますから、何も持たない人間ほどそうした経験が必要なのかもしれません。

したくないですけどね。

 

けど、苦しい状況に身を置く羽目になって追い詰められてすべての終わりを選んでしまうこともありますから決してお勧めは出来ません。追い詰められると最悪は死を選んでしまいます。

 

頑張っても報われないとか当たり前ですし、苦しんで何とかやっていても貶されたり誹謗中傷を受けたりと散々ですからね。

それこそ死ぬほど悩んでいる状態でも周りは普通にさらに追い詰めてきますよ。むしろうまくいかず悩んであがいていると、うまくいかずに事業をやっていること自体をからかわれたり馬鹿にされたりします。

並の精神力では続けられません。

 

それでもどうして始めるかというと、皆さんそれぞれの目的があるからそこに向かうためですよね。

 

もし今の社会情勢で何かを始めることを戸惑っているのなら話の参考にしてください。

 

今だから借りる物件、今だから一緒に働ける人、今だから広げられる販路や取引先など、状況が悪いからこそ見つけられる何かがあるかもしれません。

 

ただ、それで無理して始めてうまくいかなくなっても私は責任取れませんからあくまで参考にですよ・・・

何かをやるかどうかを決めるのは最終的には自分です。

 

それに私は、すごい企業を作ったわけでもありませんし、なんの才能もない人間がただ事業主として独立してやっているだけの存在ですから偉そうなことを言うつもりもありませんし、驕っても全然いません。全然まだまだです。

私自身10年目でもまだまだこれからの理想を追っています。うまくいくかはこれから次第。

 

不謹慎な内容のつもりでは書いていませんが、もし悪く取られる人がいたらすいません。

なるべくピンチはチャンスという意味に変えることが出来たら良いという内容と思って書きました。

 

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私は独立して自分のお店を2011年7月6日に開業しましたので、今日7月7日から10年目となります。 独立9周年ですね。 以前ある人に言われた『10年は我慢だよね』という言葉まであと1年です。 10年...

 

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