セール品やアウトレット品や展示品など安く私のお店で販売中
スポンサーリンク

家具・インテリア販売小売店を予約制にした感想とメリットとデメリット

予約制

コロナウイルスによる緊急事態宣言がでてから私のお店も入店を「予約制」に変更しています。

それも不要不急の外出自粛を求められている以上、”急ぎ”や”今じゃないと”いった理由のみ予約を受けています。

同一時間帯には一組しか入店できないようにしているため、予約制にしておけばお客さん同士を被らないように時間をずらして配慮することも出来ます。

また、通りすがりの何となくの入店も予約制ということで断ることもできます。

この時期にマスクもしずにブラブラ歩いて暇つぶしでなんとなく入ってこようとする集団とか居るので必要な対応ではあります。

 

以前書きましたが家具販売業は休業要請は出ていませんよ。

 

緊急事態宣言による休止要請に家具店は対象に入っていない
東京や大阪では以前から新型コロナウイルス感染症の影響により緊急事態宣言が出されており、各方面へ休止要請が出されていますが、愛知県も4/23よりとうとう面積に関わらず商業施設まで休止要請が出されました。 先日までは1000平米以...

 

そんな予約制ですが、もともと私は自分のお店を予約制にしようかどうかを考えてはいました。

 

1人で営業しているため、もう9年近くほぼ無休で働き続けるのも無理が出てきたことと、開業当初に比べ仕事が増えたことで時間を読みやすいようにした方が働きやすくもあるからです。

ただ、予約制にするのは結構勇気がいることですから考えあぐねていました。

 

そんな折にこの事態ですので、半ば強制的に実店舗を予約制にすることとなったので、予約制にして実際どうだったか、メリットやデメリットを書いてみますね。

 

スポンサーリンク

予約制にした結果

 

お店を予約制にした結果ですが、普通に予約が入りますのでほぼ毎日最低一組ぐらいは来ていただけるようになりました。

今は急用前提ですのでワークチェアを購入するために来店する方がほとんどです。

急がない要件の場合は申し訳ないですが不要不急として外出の自粛をお願いしていますので予約を受けていません。

マジで偉そうな対応になってしまっていますが、むしろ今は来客歓迎なんてしたらマズイですのでご理解いただけたら・・・

 

だから、これが平常時なら予約者は毎日何組かはあるということになります。

それでも実店舗にしては来店数が少ないですが、私はもともと店頭売りだけで商売をしておらず、法人や遠方顧客相手にオフィスデザインから物件販売、インテリアデザインにホームコーディネートなどやっていますから来店数の少なさは問題とはなっていません。

今となってはオンラインショップも活発なのでそちらが中心となっています。

 

予約制にしたときのメリット

 

・お店への理解力があるお客さんが来てくれる

既にHPやブログなど読んでいただいたうえでお店に来ていただけます。

そうじゃないと予約ができないからですからね。

私のお店がどんなお店かどんな方針か、何を販売してどんな営業をしているか何となくでもわかってもらえています。

だから話の理解度が高いくスムーズに話が運びます。

もちろんこのサイトを読んで来てくれる人たちもいますよ。感謝ばかりです。

 

・来店時間が読めることでお客さん同士のかぶりを無くせる

これが最も今まで私が悩んでいたことで、かつお客さんに迷惑をかけていたことです。

私は1人で実店舗を営業しており、詳しい人が直接対応するというのが売りの店です。

だから来客が被ると一人一人にちゃんと対応できなってしまい、納得してもらうだけのサポートが出来ないことが度々ありました。

予約制にすることで時間を分けることが出来ますので、来客の被りを無くすことが出来ます。

 

・来店時間が読めると仕事もしやすい

実店舗業務と並行してすべての仕事をしていますので、予約時間に合わせて仕事配分が出来るようになります。

お店からも私も離れやすいので、納品や客先でする仕事がとにかくしやすいです。

予約時間には店舗に戻ってくればいいわけですから。

 

・困った人の入店を断れる

あんまり書きづらいことなのではありますが、実店舗をやっていると迷惑な人や、トラブルになる人、困った人が入ってくることがあります。

そういった人たちを全て『うちは予約制です』と一言で入店を断れるのは便利なフレーズです。

ヤバイ人いますからね・・・

 

予約制にするとメリットが結構ありますね。

 

予約制のデメリット

 

でも予約制には大きなデメリットがあります。

それは集客の幅を狭め予約が取れず経営が成り立たなくなるということです。

 

並大抵の小売店は予約制なんかにしたら売上なんかなくなりますよ。

ハードルが高すぎてわざわざ予約してまでお客さんは来ません。

そこまでしてお店に来てくれるほうが稀です。

いったいどうやって予約してまで来てくれるお客さんたちを見つけるのか。

 

なので予約制は理想の形ではありますが、これでやっていけるような小売りの実店舗は相当な実力があるか、地域付き合いしまくっているような人脈ありきのところだけです。

あとあれです、店舗の売上を重視していないような場合です。

 

私が予約制で問題なく営業できているのはありがたいものです。

近所付き合いはしないので、今まで続けてきた結果として認めてもらえているのかもしれません。

 

ただ私は実店舗の突然の来客の偶然の出会いも良いものだと思っています。

常連や以前家具を買ってくれた人たちも、何となくお店に来てくれて話に来てくれてもそれで良いです。買ったきりで会わないのも寂しいものですしね。

予約制にするとお客さん同士の出会いもないです。

たまたま私のお店に来ていた人が、その時たまたま来店した人と仲良くなることもあります。

 

実店舗の醍醐味はこの”偶然の出会い”ですよね。

 

偶然人と会った

偶然良いデザインを見つけた

偶然良い話を聞いた

偶然情報を得た

 

何かを繫ぎ合わせる場所が実店舗なんです。

 

だから実店舗は予約制のメリットを生かしつつ偶然を得る場所になると最高です。

新しい生活様式に合わせてアプローチを考えないといけません。

 

ちなみに私のお店を予約制にして己惚れているつもりはなく、この時期ですので4月から朝から晩まで仕事はするようにしています。仕事するか寝てるかしかしていません。

来店が難しい時期ですから相談などメールや電話は朝から夜中まで返答するようにしていますよ。

急用じゃないと予約を受けないようにしたりして印象が悪いですからね・・・せめてオンライン上は何でも相談に乗っていつでも返事をするようにしています。

 

けどたまに午前中にメール等の返信をしていないこともあるのですが、それは私が力尽きて寝てしまっているんです・・・

 

case study shop NAGOYAへのご案内
ハーマンミラーのワークチェアやミッドセンチュリー期の名作家具を求める方へ「case study shop NAGOYA」

ハーマンミラーのワークチェアやミッドセンチュリー期の名作家具を求める方へ「case study shop NAGOYA」
ミッドセンチュリーデザインの専門家(私)&ハーマンミラー社のワークチェアチェアの専門家(私)のお店です。オンラインショップはamazon payと楽天ペイの利用が可能です。
ハーマンミラーエルゴノミックアドバイザーであり、ハーマンミラーコレクションアンバサダー(全国一位)でもあることでセールスに知識やアフターフォローまで優秀です。
アーロンチェアやエンボディチェアやセイルチェアなどお求めならお薦めです。関東に倉庫を借り在庫も持ち全国どこでも保証もアフターフォロー可能です。
個人への販売/インテリアデザイン/法人向けにコントラクト販売/オフィスデザイン/商業施設への家具販売納品・施工/アフターフォローまで承っています。プロの方もご相談ください。

店舗の経営や独立関係の話
スポンサーリンク
名作家具とデザインの話

コメント

タイトルとURLをコピーしました