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実店舗の良いところと多様性が失われる家具・インテリア市場

実店舗良いところ

2020年5月現在もコロナウイルス問題により、家具やインテリアを販売する実店舗は休業、時短、もしくは休日を増やすという選択していることが都市部を中心にほとんどです。

 

ウイルスの影響による売上減少から広がる雇用問題、給与の減額やそもそもの経営危機による社会的な景気の衰退により自粛や社会不安が大きくなり、生活に必須ではない分野の家具・インテリアを販売する実店舗への来店も売り上げも格段に減っているのが普通です。(〇トリや一部業界除く)

 

かたやオンラインショップは活発となり、緊急事態宣言が出てからむしろこれまで以上の忙しさのショップもあります。とてつもない売り上げのところもあるんですよ。

 

私も今やオンライン中心の商売となっています。

 

オンラインで商売が出来るようになったからと言っても私は実店舗を辞めるつもりはありません。

営業形態(例えば今後も予約制にするとか)は変えていくかもしれませんが「実店舗」という存在自体は続けていくつもりです。

実店舗はその大変さを偉そうに書いてばかりですが、実店舗は実店舗で楽な部分がありますし、家具・インテリアの多様性のために重要ではあります。(多様性の意味は後述)

 

さて、こんな状況となり、家具屋やインテリアショップの実店舗は継続が危ぶまれています。

店員のウイルス感染リスクがあるばかりでなく、売り上げ減により賃料など大きなランニングコストが大きくのしかかってきます。

ウイルス問題はもともと弱っていた業種をさらに弱めることとなっています。

 

暑くなりウイルスが弱まったとしても、冬になるとまたウイルスが活発になると思うとまた今回のような緊急事態が出される可能性もありますし、今後もまた別のウイルス問題が起きるかもしれません。

 

それでなくとも災害に実店舗は弱いため今後のことを考えると実店舗はどんどん減っていくことでしょう。

もともと減少傾向の中でこの事態では仕方のないことではあるかもしれません。

 

そりゃ画像だけで都合よく売れるんなら、みんな実店舗なんてやる気なくなりますよ。

頑張っても売上だけネットショップに吸われるのなら誰もやりません。

 

しかし、実店舗には商売的に楽な部分もあるんです。

それは商品を出して置いておけばそれだけで売れる可能性があるということです。

 

例えば100種類の一点ものの民芸品があったとして、それをすべてオンラインショップに掲載するのはそれはそれは大変なことです。

一個一個角度を変えて撮影をして画像修正をして、ページごとに説明文を書いてスペックも記載して、全部システム上で管理をする必要があります。

そこまでやっても民芸品は基本一点売りですから完売したらその商品ページは必要なくなります。

 

でも載せないと売れることはありません。

 

だから独自性が高くリピート性の低いものはオンラインより実店舗の方がやりやすいんです。

家具もインテリアもサクッとお店に出して値札を付けておけば良いです。

 

説明だって口頭でざっと話せばいいだけなので、オンラインショップにおける下準備に比べると即効性があります。

(お客さんを店頭に呼べるかどうかという難点はありますけど)

 

だからどれだけマイナーなものだろうが、誰も知らないようなデザインだろうが、新規のデザイナーのものだろうが、一個しかない物が大量にあろうが、とにかく店頭に並べておくだけで販売チャンスが生まれます。

こうした知名度がない物はオンラインより実物が売れる可能性が高いんですよ。

 

なにせ来客者に実物を見せながら良さや魅力を直接伝えられるからです。

これこそが一番そのものの価値を分かってもらえるわけです。

そうして一目ぼれして衝動買いする人たちがいてくれますからね。

 

それがオンラインショップでも手間はかかれども出来ると言われたら確かにできますけど、そこまで手間をかけてまで儲かりそうもない分野まで丁寧に提案するかと言われたやらないですよね。

基本的にオンライン上は売れる物が売れる世界ですから、強い物がより強くなるのが常です。

 

今やオンライン上の広告や宣伝は膨大な物となり、費用を出せる物ほどトップに上がり人の目に触れるようになります。

費用を出せるものということは売れる物じゃないといけません。

広告費を出せないようなマイナーな存在は広大なネットの海の底に沈み見つけられることがありません。

データをとりマーケティングをして、確実性の高いものだけにスポットが当たり売れるようになります。

 

家具インテリア販売店は広告費を捻出できないような誰も知らない物をわざわざネットで発信をして売りだそうとはしません。

流行っている物や売れている実績があるものを重視します。

 

実店舗は街に店舗を構えてお客さんを集めて商売をすることで、先述の有名無名問わず様々な提案をしていました。

駆け出しのデザインだろうがなんだろうが、売る側が良いと感じたらそれを販売しました。

 

自分の店舗のランニングコストはあれど、例えば無名のデザイナーの家具を売りだそうとしたときに、店内でそれを置いたりイベントをやったりすればそれだけで人の目に触れました。

オンラインの海の底は人に見つけられませんが、街には多くの人が行きかいますから偶然にでも人に見つかります。

デザインや文化の紹介、デザイナーの知名度向上のためだけのアプローチが出来たんです。

儲けにならなくてもそれが出来るのが実店舗ですね。

人が知らないであろう分野を何とか知名度を上げて知ってもらおうという草の根運動をしていたのがお店なんです。

 

どれだけ小さなお店でも、それぞれ街にはいろんなジャンルのデザインを売るお店があり、それらが独自のものを展開することで幅が広がり文化ができていたわけです。

 

だから実店舗が無くなると多様性が失われます。

 

といってももう実店舗もどこも売れる物とか流行っている物ばかり取り入れて独自の展開をしている方が珍しいですけどね。

独自の展開と言いつつどっかのデザインのコピーをしたオリジナル?デザインをやっているぐらいです。

メーカーの売れ線をコピーしてオリジナルブランドにしています。プライベートブランドと言えば聞こえは良いかもしれません。

 

結局は実店舗自体もその存在意義を見失い目先の選択をしてきてしまったことで余計に苦しくなったわけです。

 

だからこれからの家具・インテリアの販売には、実店舗には実店舗にしかないアプローチを原点に返ってするのが良いと私は考えます。

重要な存在は店員です。ここがこれからいなくなっていく職業ですから、ここをどうするかが実店舗のこれからの分かれ道です。

 

実店舗は街づくりのひとつでもあるので、自分の街を良くするためにも皆さんリアルな場にも目を向けてみてくださいね。

まずはウイルスが終息するのを待ちましょう。

 

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