最近はオフィスの光景が以前に比べて随分変わってきたと思います。
先進的なオフィスチェアを並べ、解放感のある明るい空間に、インテリアに溢れたオフィスが好まれるようになってきているはずです。
私も法人向けに仕事もしていますが、そうした時にハーマンミラー社のワークチェアは活躍しますから需要が高いです。
例えば上写真のようなオフィスにしたいという要望をもつ企業さんは多くいらっしゃいます。
そこに来て、『ただ見た目を飾るなんてうちにはそんなの必要ない!仕事さえしっかりやっていればそれで良い!』と仰る経営者の皆さん、わかりますよ。私もその考えは賛同します。大切なのは仕事能力ですものね。
しかし、オフィス/事務所を格好良くするには見た目だけじゃない裏の理由もあります。それを聞いてからもう一度考えてみてください。
オフィスの見た目をこだわるのにはこうした理由があります
裏の理由一つ目
優秀な人材の確保のためです。
職場環境は会社の印象でもあります。
オフィスの家具やインテリアは、優れた人材を採用するための福利厚生の一環ということです。
実際、同じような年収と業務内容の会社があったとして、就活生が二つの会社から内定が出たとします。そんな時に、かたや古い家具でまとめた旧式のオフィスで、もう片方は上写真のように良い椅子などがある先進的なオフィスだったらどちらを選ぶかは明白です。
「この職場環境で働きたい!」と思わせることも人材難の時代には必要な要素です。
会社を成長させるには優秀な人員が必要です。優れた人物を採用するためにも考えなければなりません。
最近は年収だけが重要なのではなく、働きやすさを優先する人材も増えたらしく無視できないポイントとなっています。
裏の理由二つ目
実はこちらの方が重要です。
この話は米国のトップクラスの家具メーカーの現地社員から教えてもらったものです。
粗悪な椅子に座らされていた社員は腰や背骨に負担がかかり、長年の仕事によりとうとう身体に無理が来て腰や背骨を壊してしまいます。すると、『こんな椅子に座らされているから腰を壊したんだ!会社がもっと良い環境を作ってくれたら自分の身体は大丈夫だった!』と会社を訴えるそうです。
米国ではこのような状況になっているそうですよ。さすが訴訟大国。
極端な例えになるのですが、粗悪な椅子で社員を働かせているのは社員に対する虐待だともまで言われるそうです。
そこで良いオフィスチェアを社員用に用意するそうです。
それこそアーロンチェアに座らせていたら何の文句もないでしょうからね。これで正しく座っていて身体を壊しても会社としては最高の環境を用意していると言えますからね。
この訴訟話は日本も他人事ではありません。
まだ椅子で身体を壊して会社を訴えるという考えがないだけですから、もし誰かがこうした訴えをして、しかもそれがニュースになってしまったりして、さらに最高裁で判決まで出てしまうと全国の社員が右に倣えでみんな会社を訴えることになるでしょう。(訴えが退けられる可能性もありますけどね)
その訴訟と賠償費用を考えたら椅子を買う方が全然安いです。
この二つの理由を考えたら、オフィスにお金を掛けてでも良い家具を揃えるのは非常に大切だということがわかってもらえるはずです。
だからこれから職場をどうするか考えている経営者さんたちは、他人事とは思わず考えてみてください。
良いオフィスが作りたい方は私までご連絡ください。良い仕事しますよ。
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