これからの商売は属人化を避けますしもちろん家具販売業も同じです

家具屋風景

これからの商売は属人化を嫌います。

私がやっている家具の販売業でもこれは顕著です。特にわかりやすいのがオンラインショップの台頭です。

利用者にとってメリットもデメリットもありますがそれは良いとして、属人化離れが進むと大きな問題があります、

店員や営業をしている人ってどうなるのでしょうか?

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家具販売店員の未来

まず属人化が何かというと。

実用日本語表現辞典

属人化

読み方:ぞくじんか

企業などにおいて、ある業務特定の人が担当し、その人にしかやり方が分からない状態になることを意味する表現多く場合批判的に用いられ、誰にでも分かるように、マニュアル作成などにより「標準化」するべきだとされることが多い。企画開発業務など、属人化されているのが一般的と言われる業務もある。 引用:weblio辞書 https://www.weblio.jp/content/%E5%B1%9E%E4%BA%BA%E5%8C%96

というものです。

販売業の属人化といえば「あの人がいるから買う」といものです。その人がいるから買うし、その人がいるから売れる。

売っている物も重要ですが、何よりその人が販売しているから買うということです。これは今もありますよね。詳しい店長だから信用して買う、楽しい店員だから会話しながら買う。などなど。

その店員や店長の交友関係やネットワークによる売り上げもあります。

単純に販売する人のスキルに依存もします。

が、その人が辞めると売り上げが無くなるため企業としてはリスクでした。

こうしたリスクを無くすことが出来るようになったのが現代です。そう、インターネットの活用です。オンラインで人と人とが直接接しない販売が当たり前に出来るようになりむしろ盛んです。

それでも属人化のメリットの部分にある「あの人が薦めるから買う」という部分は欲しいものですので、それが昨今のSNSにより解決しました。著名人や有名インフルエンサーといった人たちにお金を払って宣伝してもらったらそれで売れます。完全な属人化と違いそのインフルエンサーに影響力が無くなったら別のインフルエンサーに依頼するだけです。刹那的。

雑誌やCMよりリアルに見えるので効果的です。見えるだけですけどね。

もう店員はいらないのでは

要は会社が儲かることを考えたらもう人格を持った店員は要らないということです。

注文が入ったらルーチーンで出荷するだけですから誰でもできます。そのほうが安定した売り上げが見込めますしかかるコストも少ないです。人材育成だっていらないです。

そのうち受注から伝票から出荷から何から何まで自動化されるでしょうね。

いませっせと会社のために働いてオンラインで売れるように頑張っても、まず要らなくなるのは店員や現場で売る人ですよ。自分で自分を要らなくする作業を頑張ってやっている矛盾です。

もちろん現場作業とか配達とか修理とかはまだしばらく人の手が必要ですのでその分野で働くことは出来るかもしれませんが、それがやりたいのでしょうか。

誤解しないでもらいたいのは施工とか配達とか修理とか楽しいものです。私もやりますけど楽しいです。

ただ最初からそれだけやりたくて入社したのかって話です。家具の販売をしたいんじゃないでしょうか。

その配達だって何にしたって人手が要らなくなる未来があるかもしれません。アウトソージングで便利な会社が出来たらスタッフを雇わずみんなそこに依頼するようになりますし。

自分の将来はどうなるか

会社のために働くのは大切ですけど、自分の未来も考えてみてください。

大企業なら待遇も給与も良いですから会社のために働くのは良いですよ。

でも家具の販売業は全然明日をも知れない業界ですし大企業はほとんどありません。こと家具販売関係の会社だと特にです。

私の前職なんか、業績も悪く人手不足の会社のために何とかしようと一年半分給料無し、休みなし、クレームの窓口から膨大な業務対応など相当な状況までやっていたのに、最後には通勤するお金も無くなって、それでただ終わりですからね。

ただ会社を辞めざるを得ない状態になって、それで別に会社からそのフォローも何もなく、もちろん未払い分は払われないし慰謝料とかそんなもの全くなしで終了ですからね。それで自分の人生どうするだって状態になりましたから。

無理した結果がこれですよ?その会社だって一時期は飛ぶ鳥を落とす勢いでしたから。悪くなるとサッと人がいなくなるものです。最後まで残った人だけで貧乏くじを引きます。

独立前になかなかのブラックなお店で働いていました
私が独立前に勤めていたショップは今考えると相当にブラックな店舗でした。 それを勤め上げたということがいまの自分に活かされていると感じます。 どのぐらいブラックだったかを書きました。給与未払いは当たり前でした。

結局それで自分で稼ぐべきということもあり独立して開業したのが8年前の2011年のことです。

だから会社のために頑張ろうが何しようが困った状況になったら助けてくれませんし、無理して労働してもそれに対して返ってくるものはないです。”給料も払わないのに頑張ってるわこいつ”ぐらいのことしか思われません。(言い過ぎ)

店員を続けている未来は

いま若い人がこの業界で店員をしているのを見るたびに大丈夫かなと心配になります。余計なお世話ですけどね。本当に何様だって話です。ごめんなさい。

このままずーっと出世もしませんし、給料も上がらないですし、何だったら無人化に成功したら会社から必要とされなくなるだけです。会社を儲けるために働いて、会社は儲けたそのお金で人が要らなくなるシステムを導入します。

そもそもその会社がずっと残っているかどうかすら疑問です。そんな無人化が進んだ未来で店員しかやってこなかった人が他で必要になりますか?転職できますか?

それに、以前からここでも書いていますがオンラインでこれからも売り上げを上げるなんてどだい無理な話ですよ。今できるだけで未来は無理です。アマ〇ンが本気を出したら終わりです。オンラインショップ販売での儲けはいずれ限界が来ます。

どんな道を選ぶべきか良く考えてください。

安易に家具屋やインテリアショップの店員になるという判断は考えたほうが良いです。目的を持ってください。

もちろん店員をするべき会社やお店もあります。その判断ができるかというと難しいですよね。やっぱ業界に精通していないとわかりませんし。これからも伸びることをやっている会社は良いですし、スタッフ一人一人のことをものすごく心から考える社長がいるとかならです。

そういったところに勤めなくても、自分の経験のためと割り切ってどんな悪待遇でもやるというのももちろん良いです。その時辛くとも後でうまくいけば素晴らしいものです。

私も今独立してまでやっているのはブラックな経験があるからです。逆境を経験したおかげでそれを活かして今やっています。やっぱ悪い状況にあっておくと経験値が貯まりますからね。(いま私が成功しているわけじゃ無いので説得力がありませんけど)

苦労は買ってでもしろなんて言葉は時代錯誤だと思われるかもしれませんが、私はあながち間違っていないと思います。当然、苦労しないのならそれに越したことは無いです。だってしたくないですし。苦労しなくても良い家柄とか才能とか魅力とかあれば苦労しなくて良いです。けどそんなこと無いのであれば苦労する時が来ますからね。

山登りとか辛くて仕方ないですけど、繰り返すことで体力もつき工夫も知りその山も楽に上ることが出来るようになります。登頂した時の気持ち良さは苦労した分だけ比例します。

けど、登れないことを山に対して「登れない人もいるんだから山を低くして誰でも登れるようにすべきだ!」と叫んだって山は変わりませんから。どうしようもないものはどうしようもないです。若い時だったら無理してでも骨が折れても治りますから登ってしまえますけど、年を取ってからだと無理をすることもできず登ることができなくなります。

山登りする気がなくたって、いつかするときが来るかもしれないじゃないですか。人生わからないものです。

※山登りは比喩表現

どうして家具やインテリアを販売したいのか。なにをやりたいのか。目的はなんでしょう。

そんなつもりはないのですが何だか偉そうですみません。あくまで家具の販売で生計を立てていこうとしている人に対しての話です。副業ぐらいの感覚の人にはあまり関係ないとも言える話です。

最後に私の考えです。

私は属人化好きです。私は”店員は必要だ”というスタンスです。ただしプロフェッショナルな店員が必要です。そしてそれがこれからの家具業界にとっても大切な存在です。

だって私も人と面と向かって商売していますし、オンラインに向かいすぎてもただ荒んでいくだけです。

家具は人によってその魅力が伝えられ、人によって価値が広がり、人によって届けられることで最大の真価を発揮します。

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