【イタリアンミッドセンチュリーの名作】壁掛け万年カレンダー「フォルモサ」

フォルモサ

– FORMOSA –

デザイナー:Enzo Mari (エンツォ・マーリ)

万年カレンダーとしてあまりに優れたデザインゆえ、もはやアートとも呼べるプロダクトです。

イタリアンモダンデザインを代表する製品の一つです。

イタリアンモダンデザインの重要人物であり、今なお現役で活躍する重鎮です。 エンゾ・マーリと今まで表記されていましたが、現在はエンツォ・マーリと表記を変えています。 ダネーゼには欠かせない作品の彼自身のあまり知られていない話です。

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フォルモサのパネル

この壁掛けカレンダーは1963年にデザインされました。

イタリアミラノのダネーゼより当時は発売をされ、現在も引き続きダネーゼ社より復刻され製造販売が続けられています。

イタリアのダネーゼはその歴史こそがダネーゼである理念となっています。 健全な美意識のために必要なメーカーです。

カレンダーとして必要な情報のみのため年代を問わず使用し続けることが出来ます。

そこで”一万年経っても使えるカレンダー”ということで「万年カレンダー」と呼ばれるジャンルとなっています。

実際に一万年は使えないですけどね。素材が朽ちるのでいいとこ100年でしょうか。それでも一生は使えるので長いものです。

フォルモサのアップ

昔と違い現在はテレビもパソコンもスマホでもどこでも日付の確認ができます。

そんな環境の中で、万年カレンダーは日付と曜日しかわからないため祝日や細かな情報を判断することは出来ません。

情報量が少ないために、現在ではインテリアオブジェのような扱いとなっています。

そしてこの情報量の少なさとインパクトが最大の魅力です。

このフォルモサは見た目も美しく飾っておくだけで誰もが目を惹くARTとしてデザインにこだわる人たちに選ばれています。

名前の由来はフォルモサ島だと思われます。

このころマーリのデザインには「ティモール」や「フォークランド」といった地名がよく名付けられていました。

フォルモサの魅力はもう一つあります。

優れたデザインゆえ、当時にインテリアデザインにさりげなく使われていたことです。

イームズハウス内

例えばこちらはイームズハウス内の写真です。

矢印の部分に飾ってありますよね。このカレンダーはイームズ夫妻が活躍していた時のイームズオフィス(901オフィス)の入り口に飾ってあったものかもしれません。

ロサンゼルスにあるイームズハウスはイームズ夫妻のホームですが通常は内部の見学は通常しておりません。 しかし、特別に内部まで侵入してチャールズの孫に案内してもらった話を書きます。

映像はこちらをご覧ください。

最初にばっちりフォルモサが写っています。

但し使用されているものはイタリア語Ver.です。

イームズハウスにはダネーゼのポスターが飾られていたこともあります。

パネルシステム

また、こちらはハーマンミラーリサーチコーポレーションが1963年にニューヨークで開催した新作パネルシステムのインスタレーションの光景です。

ロバート・プロプストが手掛けたこのパネルシステムは1964年にネルソンアクションオフィスとして発売されます。

このデスクにフォルモサが飾られています。年代的に実用的なものとしてですね。

当時はイタリアの最新デザインとして取り入れたのだと想像します。どちらも1963年です。

このようにフォルモサはイームズ好きにも関連します。

毎日日めくりすることを習慣にできると素敵な生活になるのではないでしょうか。

文字カードを差し換えて日付けを変えるダネーゼ社の名作壁掛け式の万年カレンダーです。 シンプルな行動ですが、数字自体が美しく見える誰にとっても印象に残るアートのようなカレンダーです。 1963年にエンツォ・マーリがデザインした名作カレンダーの復刻品です。
文字カードを差し換えて日付けを変えるダネーゼ社の名作壁掛け式の万年カレンダーです。 シンプルな行動ですが、数字自体が美しく見える誰にとっても印象に残るアートのようなカレンダーです。 1963年にエンツォ・マーリがデザインした名作カレンダーの復刻品です。 ゴールドとレッドはアルミニウムの本体に塗装された数量限定品...

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