セール品やアウトレット品や展示品など安く私のお店で販売中
スポンサーリンク

日本の箪笥から着想を得たネルソンミニチュアチェスト

– Nelson Miniature Chest –

デザイナー:George Nelson

 

小さなチェストに脚を付けたデザインが特徴的なこの収納は、日本の家具にインスピレーションを受けて作り上げられました。

 

ディレクションの天才「ジョージ・ネルソン」のストーリー
ジョージ・ネルソンはハーマンミラー社のデザインディレクターを務めたことで、イームズやジラードを同社に導き、ハーマンミラー社を世界的なファニチャーメーカーへと成長させました。 自身のデザインであるネルソンベンチや名作家具も世に多く残しています。

 

スポンサーリンク

箪笥に脚を付けたデザイン

 

1951年、ジョージ・ネルソンは初めて日本の東京に訪れています。

ネルソンはそれから10年間に渡ってたびたび日本に訪れており、1957年には日本政府からも招致されています。

 

ジョージ・ネルソンと日本
1957年に日本政府から招待されてジョージ・ネルソンは日本に滞在していました。 その時の光景と、持ち帰った本について。

 

ネルソンにとって日本は見るものすべてが新鮮で、多くのものに関心を寄せました。

帰国後、ネルソンは一つの家具を作り上げました。それが後の「ネルソンミニチュアチェスト」と呼ばれるシリーズです。

 

チェストの光景

(ハーマンミラ米国本社の写真)

この小さなチェストは、日本で見た箪笥からインスピレーションをうけて作られました。

細かな収納棚が付いた和箪笥を、彼なりに解釈をしてサイズを縮小することで小回りが利くようになっています。ベースの有無の選択が可能となっています。

実際に手掛けたのはネルソンアソシエイツのアーヴィン・ハーパーとジョン・パイルです。

 

当初このシリーズは「ローズウッドグループ」のバリエーションの一つとして1952年にハーマンミラー社より発売されました。

その後独立した製品として1958年に「ネルソンミニチュアチェスト」と名称を変更して1963年まで販売が続けられました。

ネルソンはこのチェストのことを『手触りや素材、そして形が互いに関わりあう、しっくりくる感覚』と表現したと語っています。

 

現在はハーマンミラー社により復刻され新品の正規品を購入することが出来ます。

一つ40万円以上と小さなわりに価格がかなりするのですが、理由はすべて手作業で作っている家具だらかです。

当時のデザインや製法をそのままに、クラフトマンシップにのっとり丁寧に作り上げられています。

 

case study shop NAGOYAへのご案内
ハーマンミラーのワークチェアやミッドセンチュリー期の名作家具を求める方へ「case study shop NAGOYA」

ハーマンミラーのワークチェアやミッドセンチュリー期の名作家具を求める方へ「case study shop NAGOYA」
ミッドセンチュリーデザインの専門家(私)&ハーマンミラー社のワークチェアチェアの専門家(私)のお店です。オンラインショップはamazon payと楽天ペイの利用が可能です。
ハーマンミラーエルゴノミックアドバイザーであり、ハーマンミラーコレクションアンバサダー(全国一位)でもあることでセールスに知識やアフターフォローまで優秀です。
アーロンチェアやエンボディチェアやセイルチェアなどお求めならお薦めです。関東に倉庫を借り在庫も持ち全国どこでも保証もアフターフォロー可能です。
個人への販売/インテリアデザイン/法人向けにコントラクト販売/オフィスデザイン/商業施設への家具販売納品・施工/アフターフォローまで承っています。プロの方もご相談ください。

名作家具やデザインの話
スポンサーリンク
名作家具とデザインの話

コメント

タイトルとURLをコピーしました