家具業界は椅子が中心になっています | 名作家具とデザインの話

家具業界は椅子が中心になっています

椅子

「家具が売れない時代」なんてフレーズを聞きます。 家具屋の業績不振だけでなく、倒産、廃業も増えました。 昔に比べて家具が売れなくなったのには理由がいくつかあります。代表的な理由を書きますね。

家具が売れづらくなった理由を以前書きました。

こういった事情から現在の家具業界は椅子中心の販売となっています。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告




どうして椅子中心になるかというと、新築した際に木製の収納やテーブルなどは一緒に造作したとしても、椅子だけは木製でも自分たちで作りづらいものです。これはメーカーや工房が作ったものが優秀だからです。気に入った椅子が欲しい人は買ってくるのが良しですね。

だからお店の販売も椅子中心のラインナップになります。

なぜ椅子が独自に作りづらいかというと、それなりに理想のデザインの椅子を作るとなると綿密な設計デザインをして、実際に人が座って快適なように形を考えないといけません。

理想のデザインを考えたとしても、それを実際に仕上げる専門の工房や職人の力が必要です。

さらに人が座るものですから構造計算をしないといけません。せっかく作った椅子もすぐに壊れてしまったら元も子もありません。

そこまで頑張って自分だけの椅子を作ったとしても果たしていくらになるか計算をしてもらえると・・・

既に優れたデザイナーの素敵な椅子が世にはたくさんあって、そっちの方がたいてい安くも済むでしょうね。

木製じゃなくてプラスチック製だったら個人単位だったらまず無理ですし。金型から作るのかって話ですから。

それから椅子は既に家具一式揃っている人でも、後で追加で購入してもらえる可能性があります。

最近背もたれのない「スツール」が注目を集めていますよね。これなんかまさにです。既に家具自体は必要ない人でもコレクションとしてでも買ってもらえるからです。何脚あってもOK。

それでお店もメーカーもデザイナーもまずは椅子から提案していることが多いです。

あと、椅子は見た目で差別化しやすいので、素晴らしいデザインやクオリティを作ればユーザーに分かってもらいやすい家具でもあります。

椅子一つで空間が決まるぐらい影響力が大きいものでもあるので、粗末な椅子はあまり起きたくないはずです。

理想は椅子から入ってもらって、結局テーブルから何もかもコーディネートしてまとめて納品できるようになることです。そうなるといいですね。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告