このサイトの検索クエリとみると「アーロンチェア ジェネリック」というキーワードで訪問されているケースが週に数回あります。
そういえばアーロンチェアは1994年の発売から二十年以上販売しているということから、「アーロンチェアのリプロダクト品とかあるんですかね」みたいなことを尋ねられたこともあります。
無いですね。
アーロンチェアのリプロダクトやジェネリック品とやらは。
アーロンチェアの模造品なんて作るとは思えません
なぜなら真似して作るのが大変だからです。
もうそれだけでしょう。
模造品を作る人達や売る人たちなんてのは家具やデザインに思い入れなんてある訳ありませんから、有名だとか売れてるとか儲かるかどうかでしか判断をしません。
そりゃあ、やるなら楽に真似できて安く作れてそれなりの物が作れるデザインにしますよね。
だからパーツ数も多く複雑なアーロンチェアを真似するのはコストもかかるし割に合わないです。
それに大きく真似が出来ないのが耐久性と保証期間です。
ハーマンミラー社のワークチェアは保証期間の長さも込みで評価されている部分もありますから、正規品の保証12年というの強いです。
この保証が全然無理です。
これだけ長期間の保証を付けられるほど耐久性に自信があるということでもあります。
そのためにカーボンファイバーをチルトメカニズムに使ったりと素材も高価なものを搭載しています。
以上から真似して作ることも難しく、さらに作ったとしても安価ではなくなりますし、それどころかアーロンチェアより高額になりえます。
そうして頑張ってコピーしても売れるかどうかといわれると・・・価格だけで選ばれるわけではないのがワークチェアです。
うちのお客さんたちにも多い考えなのですが、安いワークチェアを買って満足しなかったり、何度も買いなおしたりするぐらいなら、もう最初から気に入ったワークチェアを長く使ったほうが良いです。
そのほうが長い目で見たらお値打ちかもしれません。
それに、身体のことを考えたら変な椅子に座って腰を痛めたりする方が高くつきます。
アーロンチェアの予算が出せない人には同じくハーマンミラー社からセイルチェアという9万円台で購入できるワークチェアもあります。
アーロンチェアは名作ですが、あくまで道具として評価されている側面も強いです。
見た目だけ真似してどうかという話でもあります。
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