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BRUTUSのMid-Century特集号を読んで思ったこと

BRUTUS

 

2018/12/1発売の雑誌BRUTUSの特集がMid-century(ミッドセンチュリー)に関するものでした。

 

BRUTUS 883 Mid-Century in Our Life

美しい建築と窓。/羽生結弦 — BRUTUS (ブルータス) — ポップカルチャーの総合誌 — マガジンハウス
ブルータス

 

雑誌ブルータスでこうしたミッドセンチュリーにフィーチャーした内容を見るのは久しぶりですね。まるで20年前のブルータスのような装いがブームの時を彷彿とさせます。(私はその時代を経験してないのに。)

 

【ミッドセンチュリーとは】ミッドセンチュリーの正しい意味を詳しく説明
家具インテリア業界におけるミッドセンチュリーとはどんな意味でしょうか。 誤用や本来の意味とは違った言葉として使われていますので、本当の意味のミッドセンチュリーを書きました。
ミッドセンチュリーブームと良い時代を知らない
90年代から00年代の初めまでここ日本でミッドセンチュリーブームがありました。イームズブームもありました。 相当バブリーな時代でした。これには雑誌と裏原が根強くかかわってきます。 そんなバブルを経験しずに、バブル後に仕事を始めた人間は良い時代を経験できませんが、その代り良いこともあります。

 

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この雑誌が発売することは、記事内のヴィンテージイームズシェルチェア部分の監修を行った人から教えてもらいました。以前、東京であるパーティーに行った時に偶然出会いました。というかずっと知っている人なんですけどね。長い経験を持っている人でしたが最近この業界を去りました。

本人は”昔のカーサブルータスのイームズ特集のように、新たな教科書になるぐらいだから”と話していました。

 

記事内のページ

最近はここまで書いている雑誌や媒体は無いですよね。

実際、ヴィンテージのイームズシェルチェアの見分け方とか誰も教えてくれないですからこの情報は貴重だと思います。

ただ、載せてある情報が全てではないのでそこは誤解しないでくださいね。入門向けとして良いものです。

例えば上写真のヴィンテージシェルチェアのエンボスの説明も大まかなものですから、①と②の間には赤いシールに黒字でロゴ無しのherman milerと書かれているものもありますし、⑤の後には社名すら入らずCharles Eamesとだけエンボスが入っている個体もあります。いろいろあるんですよ。

そにれ日本製もありますし、ヨーロッパはヴィトラ製もあります。大まかな目安としてみてください。

 

日本製のイームズシェルチェアがあったんです
過去にはイームズシェルチェアの日本製がありました。 ハーマンミラージャパンになる前に、モダンファニチャーセールスという会社も存在しました。

 

私としては自分の専門としてやっている仕事が特集されて多くの人に見てもらえるのなら良いことだと思っています。私は自分で営業しないので雑誌へのアプローチもしませんし、皆さんが見つけてくださいというスタンスをとっていますので。(偉そうなつもりではなく私の性分によるものです)

 

トレンドは巡るものです。

昔イームズブームがありましたが、またこうして興味を持った若い人が増えてくれると良いです。

でも一度ブームになって定着した文化ですからまた変なブームにはならないでしょう。単純にファンが増えるだけかと。

 

それに、昔と比べて今はイームズやネルソン、ジラードといった家具は若干玄人向け感も出てきていますから、良い意味で家具やインテリアが好きな人にうけるのではないでしょうか。

 

【必読】チャールズ・イームズの生涯と詳しい説明
”イームズ”の名前は有名ですが、イームズと検索すると間違った情報や嘘や誤解がある情報がほとんどです。 イームズとはいったどんな人物か、どんなことをしたのか、詳しく正しい情報をお伝えします。 もともとは建築家であり、家具のデザインだけでなく映画撮影までしていました。
ディレクションの天才「ジョージ・ネルソン」のストーリー
ジョージ・ネルソンはハーマンミラー社のデザインディレクターを務めたことで、イームズやジラードを同社に導き、ハーマンミラー社を世界的なファニチャーメーカーへと成長させました。 自身のデザインであるネルソンベンチや名作家具も世に多く残しています。
テキスタイル、建築、家具をデザインした「アレキサンダー・ジラード」
アレキサンダー・ジラードはハーマンミラー社のテキスタイル部門のデザインディレクターとして活躍しており、多くの魅力的なファブリックを世に送り出しました。 建築家でもあり、家具や内装のデザインもして、民芸品のコレクターでもある彼の生涯を書きました。

 

もっと深い話やストーリーが知りたい人は追求していくのが良いです。

自分で資料や本を探して手に入れるとか。

 

書籍が大切な情報源です
名作家具を扱うと、古い本が大切な情報源となります。 本の量がその人の知識量です。

 

詳しい人に話しを聞くのも良いのですが、詳しい人に話しを聞く機会があるかというあまり無いかもしれません。そもそも誰が詳しいのか一般的にはわからないですものね。

本当に詳しい人は表に出てこないというのもあります。私も何人か知っていますが表舞台に出ているのを見ません。

 

あ、一応それなりに知識があるのは私なのですが・・・自分で言うなという話ですが・・・

なにせハーマンミラーコレクションアンバサダーで成績トップでしたから。一応オフィシャルでも認めてもらった証拠になっています。

 

ハーマンミラーコレクションアンバサダー制度が開始
ハーマンミラー社がアンバサダー制度を開始しました。トレーニング後テスト合格者にはハーマンミラーコレクションアンバサダー(大使)としてイームズやネルソンの歴史や家具の魅力を提供できる人物として活動をします。

 

あくまで私はお店をやっている人間ですから、教えたり伝えることが仕事ではないですしね。家具を販売して生計を立てている事業者でもあります。教えるだけでお金がもらえるのならそりゃ最高ですけど。

 

そんなイームズやミッドセンチュリー期のストーリーを伝えながら家具を販売するのが楽しいです。

みなさんもただデザインだけでなく、その背景にある話が歴史をしりつつ家具を手に入れるのをお薦めしますよ。

 

ミッドセンチュリー期の家具は良い物が揃っていますからもっと多くの人に使ってもらいたいです。

 

筆者のお店案内
ハーマンミラーのワークチェアやミッドセンチュリー期の名作家具を求める方へ「case study shop NAGOYA」

ミッドセンチュリーデザインの専門家(私)&ハーマンミラー社のワークチェアチェアの専門家(私)のお店です。
初代ハーマンミラーエルゴノミックアドバイザーであり、ハーマンミラーコレクションアンバサダー(全国一位)でもあり知識・経験ともに優秀です。
アーロンチェア/エンボディチェア/セイルチェアなどお求めならお薦めです。関東に倉庫に在庫も持ち全国どこでも納品・保証も可能です。
個人への販売/法人向けにコントラクト販売/オフィスデザイン/商業施設への納品・施工/アフターフォローまで承っています。プロの方もご相談ください。

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