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ブルーノ・ムナーリのポンザはいま注目を集めるかっこいい灰皿です

ponza

ブルーノ・ムナーリが1954年にデザインをした有名な灰皿に「CUBO」というものがあります。

それをフロアタイプにした「PONZA」というプロダクトもデザインしています。

これが現代で一周して高い需要が生まれています。その理由とは。

 

ダネーゼのCUBO(クーボ)という灰皿
富山県美術館では美術評論家の”瀧口修三”氏にスポットを当てたイベントを開催しています。 そこにブルーノ。ムナーリによる灰皿「CUBO」が飾られていました。 超名作灰皿についての説明もしました。

 

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デザインおしゃれ灰皿

上部の写真

PONZA(ポンザ)は1958年にデザインされたもので、CUBO(クーボ)と同じダネーゼ社から発売されました。現在も製造販売されています。

見た目通りCUBOを少し大きくして上に伸ばした単純にも見えるデザインですが、そのスマートさは灰皿とは思えないほどの洗練された雰囲気を醸し出しています。

 

ponzaとcubo

クーボと比べるとその大きさがよくわかります。

椅子に座ったまま使用することを目的としていますので便利な高さです。

一見すると灰皿と思えないその見た目が、空間の質を損なわずにインテリアオブジェとしても通用する美しさです。

 

おもりの写真

下部に重りが入っているのでちょっとぶつかったぐらいでは倒れません。ちゃんと工夫がされています。

デザイン的に灰の収容量は多くないです。

 

これも名作プロダクトであり、灰皿としても影は薄いですが歴史的にも評価が高いです。

名作インテリアと言えば良いのでしょうか。

 

ところで、どうしてこのポンザが現代で需要が生まれているかですね。

 

現代は日本も禁煙社会になりつつあります。実際に喫煙者は減り喫煙場所もずいぶん広がりました。

昔は電車だろうがどこだろうが吸いまくれましたからね。生粋の非喫煙者の私のような人には住みやすい世の中にはなりました。

それで、喫煙者が減るとタバコの販売量が減るだけでなく、喫煙グッズの需要も減ります。

一昔前ではインテリアショップでも灰皿や携帯灰皿と行ったグッズが一定の売上を上げるものでしたが、そもそも喫煙者が減ることで灰皿関係も売り上げが減るとことで取り扱いが減り、そしてメーカーでも灰皿・喫煙グッズの製造を終了しました。

 

しかしそうは言っても灰皿が必要な人はいますし、法人物件でも喫煙スペースは作る必要があります。

でもこの現代では喫煙グッズの製造終了が相次ぎ、格好良い灰皿がなかなか見つからなくなってきました。おしゃれ空間にはおしゃれ灰皿を置きたいのに無いんです。

 

そこでこのダネーゼ社のポンザに目を向ける人が増えたんです。スタイリッシュな灰皿を探すとこれに辿りつきます。

実際私のお店でもポンザを求めて法人関係から問い合わせや販売することがあります。オフィスやホテルや商業施設でです。

だから今需要が増えましたね。多分これからもっとこのポンザを求めるケースが増えることでしょう。

それを抜きにしても格好良い灰皿なので、タバコを吸わなくても何となく置いておきたい雰囲気を持っています。

 

クーボの時に書きましたが、ムナーリは煙草を吸わない人でした。

喫煙をしないのに灰皿を考えて、それが現在では一周して高評価を得ているのは相当に先見の明がありすごいことです。

50年代から考えると、まさか2010年代になると禁煙文化になるとは想像つかなかったでしょうね。

 

【DANESE ダネーゼ】 PONZA ポンザ フロアアシュトレイ(灰皿)
1958年にブルーノ・ムナーリがデザインした灰皿です。 アートとプロダクトの境界ともいえる名作です。

 

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