ナウガ(NAUGA)モンスターの詳しい説明

ナウガモンスター

最近はこのモンスター(?)をご存じない人も増えました。

以前はミッドセンチュリーアイテムの一つ言えばこの子達でしたね。

ミッドセンチュリー、イームズの家具、そしてナウガモンスターが定番でもありましたよ。

この生物(?)は”NAUGA MONSTER(ナウガモンスター)”という名前で、本来は企業のアドバタイジング(宣伝)キャラクターです。

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1960年代に米国インディアナポリスにあるユニロイヤル社(当時の社名は違います)が、自社のビニールレザー(合皮)をセールスするためにデザインしたキャラクターです。

まだその当時はビニールレザーという存在は新しいもので馴染みが薄く、企業や消費者にうまく良さが伝わらないといった問題を抱えていました。

そこでユニロイヤル社が考えたセールス方法が、「動物を殺傷しなくても手に入る安価で丈夫な皮ですよ!」というコピーとともに販売することです。

ユニロイヤル社は”ナウガ”という架空の動物の皮を販売しているということにしました。

”ナウガ”は要望に合わせて好きな色で脱皮をすることができるので、いくらでも良質な革が手に入る”というものです。この動物?はいくらでもいろんな色の殻を脱ぐことが出来るので動物を殺傷していません。

それが上写真のモンスターたちのです。

牛の革をカウハイド、馬の革をホースハイドと呼ぶことから、ナウガは”ナウガハイド”と呼ばれました。

ユニークなブランディングとともに、ユニロイヤル社は取引先にビニールレザーの端切れを使ってこのナウガ人形を作って販促品として配りました。

いつしかその人形自体が欲しいという声が広がり、製品としてナウガモンスターを作りはじめ一般にも流通することになりました。

特徴としては、常に生地の端切れを再利用して作るためにカラーがランダムとなり、同じものが2つとして存在しないということです。(偶然被ることはありますけど)

このナウガ意外にペンギン型など他のバリエーションも作られました。

それでどうしてこのナウガがミッドセンチュリーと関係するかというと、当時ハーマンミラー社のビニールレザーはユニロイヤル社のものを使用していたからです。

イームズシェルチェアのビニールレザー張りもナウガハイドを使っていたゆえに、イームズ好きにはナウガが馴染み深いものでした。

現在、ハーマンミラー社はナウガハイドは使用していません。

私がミシガンのハーマンミラー米国本社に行ったときにナウガのTシャツを着ていったのですが、そこの社員さんの一人はナウガの存在すら知りませんでした。現在の仕事とは関係ないからでしょうね。

日本ではユニロイヤル社と契約をした会社がナウガのライセンスを得て人形やグッズを販売していたことがあります。

ナウガTシャツ

このTシャツは私物ですが、今となってはこれが欲しいとよく言われます。

今となっては貴重になりましたので、今となってはたくさん保存しておけばよかったと今となっては思っています。

余談ですが、革は本来食肉の副産物ですから、無益な折衝をして流通しているわけでもありませんよ。

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