寸借詐欺にあった時の話

寸借詐欺

随分前ですが街で寸借詐欺(すんしゃくさぎ)にあったことがあります。

街には様々な人が集まりますが、中には相手から金品を巻き上げるために徘徊している輩もいます。

被害に合わないように注意してください。

私がどのようなことにあったのか書きますね。

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あれは2011年か2012年か、お店を独立開業した日からそこまで時間は経っていない時でした。

仕事終わりの21時を過ぎていた時刻だったと記憶しています。場所は栄3丁目。

当時私はバイクで通勤をしており、自分のバイクにまたがる前に荷物の整理やヘルメットの準備をしているときに中年の男性に声をかけられました。

男性「警察署がどこか知りませんか?」

男性は短髪に白髪で、身長は160cm台の痩せ型。50代を越えた日本人に見えました。

当時は私はスマホを持っておらず今のようにアプリで地図を出すこともできなかったので、離れた場所にある警察署の場所を口頭で説明しました。

すると男性は、「自分は大切な契約があり〇〇大学に行くために福岡から来たんです。そしたら財布を盗まれて、それで途方に暮れて歩いていました。」と語ってくれました。

夜も遅く今日泊まる場所もないし、どうしたものかと落ち込んでいました。さらに携帯電話も電池が無くて使えないので助けも呼べないとも。

その警察署に行くにも距離があるので、歩いていくには大変な距離です。

実はこの時点で私は疑っていたのですが、でも本当に困っている人だったら放っておけないなと考えていました。

いろいろ男性は率先的に話してくれて、自分は本当に〇〇大学に契約で行くんです。ほら、契約書もあります。自分の名前も住所も書いてあるでしょ。と用紙を見せてくれることもしました。

それで私は本当に困っている人という1%の可能性に掛けてお金を貸すことにしました。

財布に五千円あったので、それをはいどうぞ。と渡しました。(手持ち全額)

男性は最初は断っていたのですが、結局受け取ることになりしきりにお礼を言っていました。「もう絶対に返します!」とも。

私は「もし返してくれるのならあそこに見えるお店に来てください。私がやっているお店ですから。」と言い残してバイクにまたがり帰路につきました。

当時は開業して間もなくだったので借金もすごいしお金もないわで大変な状況でしたから五千円が無くなったのはもう本当に痛かったです。お金が無さ過ぎてバイクのガソリンを千円づつ入れながら通勤していたぐらいです。

でもこれで困っている人が助けられるなら・・・!ということで忘れることにしました。

それからしばらくたったある日。いつものように栄の三丁目を夜に歩いていました。

すると、見覚えるのあるカバンを持った男性とすれ違いました。

そのカバンは、いつか私が五千円を貸した男性と同じカバンを持っていたので目につきました。そういえばどことなく風貌も似ているような・・・

ということで遠巻きにその男性のあとをつけることにしました。

その男性はどうも目的地が無くグルグル街中を歩き回っているようでした。

見つからないようにつけて歩いていたのですが、とある人通りの少ない路地に入りそうなところで走って先回りして路地前で待ち伏せしておくことにしました。

男性が路地から抜けてくる前で私はなんとなく携帯電話を触りながら突っ立っていることにしました。

すると予想通り声をかけてきました。

男性「警察署はどこか知りませんか?」

あ、こいつだ。

だから私は言ってやったんです。

「大学行けた?福岡から来てたんじゃないの?まだ名古屋にいるの?」と。

その瞬間に男性は「ハッ」と驚きの顔をしました。

私は「なんかあるんじゃないの?」というと、男性は「あ、お金ですね。はい、助かりました。返します!」と普通に財布を出して五千円を返してきました。

私は「うん」と受け取り、続けて「警察署行くんでしょ?連れてってあげるよ」と言うと、男性は「いや!いいです」と言って走って逃げました。

そこまで追いかけることはしなかったのでそのままにしましたが、その時にはっきりと寸借詐欺の手口だったんだなと判明しました。

本当に困っている人という方向にかけたのですが全然そんなことなかったです。

こんな輩がいるから人が人を信じられなくなるんですよ。

皆さんも気を付けてください。

あと、寸借詐欺に会ったのに、普通にお金を取り返したという珍しい話でした。

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