チャールズ・イームズといえばデザイナーであり建築家であり映像作家として知られています。

映画監督でもあるイームズの一番有名な映像作品といったらこれでしょう。
「POWERS OF TEN」 (パワーズオブテン)
1977年の作品です。
eames oficceの公式で公開されているものなので貼りました。
Powers of tenは”10のべき乗”という意味です。
宇宙の果てからミクロまで。が映像とされています。
この年代に超画期的な作品です。CGもないですしね。
このアイデア自体はCosmic View(コズミック・ヴュー)という本をヒントにしているそうです。その本は1957年に発行されました。
本を見たらわかるのですが、ヒントというか、その本そのままです。それを映像化している感じです。そこにPwores of Tenというアイデアが斬新です。
音楽はいつものエルマー・バーンスタインです。

1968年に白黒のパイロット版も存在します。
こういった活動をしていることも彼の魅力ですね。
ところで、
名古屋市科学館にはそのパワーズオブテンを題材にした展示があるそうです。
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/cgi-bin/visit/exhibition_guide/exhibit.cgi?id=A516
行ったこと無いのでどんなのかわかりません。すいませんなんか。
興味があれば行ってみるといいんじゃないでしょうか。
最後にオマケです。
この写真はパワーズオブテンの実際の撮影風景です。
はしご車の上から撮影しているのがチャールズで、何故か車を撮影しているのがレイです。
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