チャールズ・イームズとエーロ・サーリネンが、1940年に共同でニューヨーク近代美術館(MOMA)が主催する「Organic Design in Home Furnishings competition」に出展し、6部門中2部門でグランプリをとったという話はよく聞くところです。
いや知らないけど初めて聞いたし。という人は、イームズかエーロのストーリを読むと良いです。
【必読】チャールズ・イームズの生涯と詳しい説明
”イームズ”の名前は有名ですが、イームズと検索すると間違った情報や嘘や誤解がある情報がほとんどです。 イームズとはいったどんな人物か、どんなことをしたのか、詳しく正しい情報をお伝えします。 もともとは建築家であり、家具のデザインだけでなく映画撮影までしていました。
チューリップチェアをデザインした「エーロ・サーリネン」のストーリー
建築家であり家具もデザインしたエーロ・サーリネン。ペデスタブルシリーズやウームチェアはあまりにも有名です。 Knollとの関係も深い彼のストーリーを書きました。チャールズ・イームズとも関係が深い人物です。
それで、そのMOMAでの光景が実際どんなのだったかというと、
こんなのみたいです。
1941年の写真ですので、しばらくMOMAでこうやって展示されていたんだと思います。
この中で皆さん見覚えがあるでしょうなのがオーガニックチェアですね。
当時はオーガニックチェアという名前ではなくて、Vitra社が製品としてリリースする際にこのコンペをもとに名づけたわけです。
だからもともとハーマンミラー社の製品で存在したんじゃないです。
そもそもまだこの時はイームズとハーマンミラーはコラボレーションしていません。
他の製品は今現在で復刻されている物はありません。
右奥にあるモジュラー式のシェルフは昔から好きです。私は。
これと同じような理論のESUがあるんですけど、それも含めて、いつか復刻したりするんでしょうか。
個人的にはですが、サイドチェアは一周まわって現代に似合うと思うんですよ。
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