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イームズソファコンパクトでもイームズソファでもない「イームズ3473ソファ」とは

3473ソファ

– 3473 Sofa –

デザイナー:Charles & Ray Eames (チャールズ & レイ・イームズ)

 

3473ソファはイームズ夫妻が1964年にデザインされたソファです。ハーマンミラー社から発売されました。

イームズソファコンパクト(以下ソファコン)でもイームズソファでもないこのソファは、短期間しか製造販売されなかった為あまり有名ではありません。

製品名は品番から名づけられました。

>>イームズ夫妻の詳しい説明記事

イームズの評価とブームの話から歴史とイームズデザインを一挙紹介
米国・ロサンゼルスの建築家/家具デザイナー/映画監督でもあった「チャールズ&レイ・イームズ」は、家具やインテリアにちょっとでも興味を持った人なら知らない人はいないであろう伝説的な人物です。とくに「イームズシェルチェア」や「イームズラウンジチ...

 

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短期間だけ製造された珍しいイームズのソファ

1964年当時の3473ソファ

3473ソファは脚部にアルミダイキャストフレームを使い、土台にプライウッド(成形合板)を使っています。

この構造は3473ソファ以前にデザインされたソファコンと異なります。

イームズラウンジチェアの構造と同じですが、どちらかというとイームズエグゼクティブチェアのほうが構造だけでなくフォルムも近いです。(チェアとソファという大きな違いはありますが。)

3473ソファの脚部は後のイームズソファに活かされています。

3473ソファはソファコンとイームズソファを合わせたようなデザインのようです。

 

3473ソファのインテリアデザイン

3473ソファの背もたれと座面はソファコンのようですが、ソファコンは背もたれが二分割されているのに対して3473ソファは分割されず背と座に段が付くように縫製されています。

実はこの構造にコストがかかっていたようで製造終了の理由の一つとなっています。

 

1973年までの短期間だけの製造だったため数が少なくヴィンテージ市場では珍しいほうですが、かといって高額というほどの価格では取引されていません。

将来的には高額になる可能性はありますが、現在ではそこまでなので狙い目なのかもしれません。

日本で持っている人は少ないです。

持っている人いますか?

 

3473ソファのインテリアデザイン

ちなみに先ほどの↑この写真に写っている照明はレクリントのライトじゃないですよ。

これはアーヴィン・ハーパーがデザインしたペンダントライトです。

 

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