「オーガニックチェア」はチャールズ・イームズとエーロ・サーリネンによる共同デザイン

オーガニックチェア

(https://www.vitra.com/ja-jp/product/organic-chair)

– Organic Chair –

デザイナー:Charles Ormond Eames, Jr (チャールズ・オーモンド・イームズ・ジュニア)

Eero Saarinen (エーロ・サーリネン)

オーガニックチェアはチャールズ・イームズとエーロ・サーリネンの共同デザインの椅子として知られています。

もともと製品として作られた家具ではなくコンペのためにデザインされた椅子です。

ミッドセンチュリー期の伝説二人による初期作品です。

【必読】チャールズ・イームズの生涯と詳しい説明
”イームズ”の名前は有名ですが、イームズと検索すると間違った情報や嘘や誤解がある情報がほとんどです。 イームズとはいったどんな人物か、どんなことをしたのか、詳しく正しい情報をお伝えします。 もともとは建築家であり、家具のデザインだけでなく映画撮影までしていました。
チューリップチェアをデザインした「エーロ・サーリネン」のストーリー
建築家であり家具もデザインしたエーロ・サーリネン。ペデスタブルシリーズやウームチェアはあまりにも有名です。 Knollとの関係も深い彼のストーリーを書きました。チャールズ・イームズとも関係が深い人物です。

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ふたりの伝説的建築家による共作

オーガニックデザインコンペ

この椅子のデザインには1940年にまで話が遡ります。

当時チャールズ・イームズとエーロ・サーリネンは協力をして家具のデザインをしており、同1940年にニューヨーク近代美術館(MOMA)が主催する「Organic Design in Home Furnishings competition」に出展しました。(オーガニックデザインインホームファニッシングス)

その際に彼らが発表をしたデザインが6部門中2部門でグランプリをとっています。

上写真はコンペ後に実際にMOMAで展示されていた光景です。

初期オーガニックチェア

Early Plywood Experiments(アーリープライウッドエクスぺリメンツ)と呼ばれたこの椅子は、プライウッドを使用し曲線を活かしたデザインが特徴です。

このデザインは後の彼らの作品作りに活かされています。

もともとこの椅子はアルミニウムの脚にする予定でしたが、戦時中でアルミニウムを使うことが出来ずに木の脚に変更をした経緯があります。

それが結果的に有機的な印象をより強くしコンペで高い評価を得ています。

チャールズとエーロはそれぞれハーマンミラー社とノル社に分かれて家具のデザインを発表をすることになり、この当時の家具デザインは製品化がされることはありませんでした。

オーガニックデザイン

そんなこの椅子を製品化させたのがドイツのVitra(ヴィトラ)社です。

そしてオーガニックチェアという名称も付けました。これはオーガニックデザインコンペに出展されたということから名づけられたものです。

木の脚に張りぐるみのファブリックが優しい印象を持ち、場所を問わず現在でも活躍する優れたデザインです。

そして、チャールズとエーロの共同デザインで唯一製品化されている椅子でもあります。

現在も正規品としてヴィトラ社が製造販売をしています。

オーガニックチェア、オーガニックカンファレンス、オーガニックハイバックチェアの3サイズ展開をしています。

価格は一脚¥2000,000~

ちなみに私も販売をしています。

欲しい人はご連絡ください。

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