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流れるような彫刻のような脚をもつ「ネルソンスワッグレッググループ」とは

ネルソンスワッグレッググループテーブル長方形

– Nelson Swaged Leg Group Table–

デザイナー:George Nelson (ジョージ・ネルソン)

 

ネルソンスワッグレッググループは1954年にジョージ・ネルソンがデザインをしました。

スウェージ加工を利用した特徴的なカーブを持つ脚が魅力で、デスクやテーブル、チェアなどが作られました。

ネルソンの彫刻的解釈が体現された名作家具です。

>>ジョージ・ネルソンについて詳しくはこちら

 

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流れるような脚が美しい家具デザイン

ネルソンスワッグレッググループの写真

ジョージ・ネルソンは「彫刻のような美しい脚を作りたい」と考え、それを実現するためにスウェージ加工を採用しました。

スウェージ加工はスチールを圧縮してチューブ状に加工をする製法です。

この加工により脚先にいくほど径が細くなる特徴的なデザインとなっています。

当時スチールの脚は曲げて加工をするのが一般的だったため、スウェージ加工を採用をした家具は珍しいものでした。

当時ハーマンミラー社が製造販売をしました。

 

ネルソンスワッグレッググループテーブル円形

こうして出来上がったスワッグレッググループは、まさに彫刻的美しさを体現した家具シリーズとなりました。

スワッグレッググループのダイニングテーブルやワークテーブルは脚が主役であることを大きく強調したデザインです。

シンプルな天板としての使いやすさだけでなく、組み立て式にすることで搬入場所にも困らないようになっています。

 

ネルソンスワッグレッグワークデスク

シンプルに脚の美しさを楽しめるのがこの家具の良さです。

サイズがなぜか幅1372mmと中途半端なサイズなのですが、これはおそらくこの脚でバランスがとれるぎりぎりの大きさなのだと思われます。

どうしても脚の開きが狭いため、大きな天板にするとバランスが崩れそうです。

スワッグレッググループは椅子と一人用の机もあります。

>>ネルソンスワッグレッググループデスクについて詳しくはこちら

>>ネルソンスワッグレッググループチェアについて詳しくはこちら

 

ネルソンデザインのテーブル類の中では普段使いがしやすいデザインですが、脚の影響か天板高が高いので注意が必要です。

現在も米国のハーマンミラー社が正規品の製造販売をしています。

>>ネルソンスワッグレッググループ商品一覧はこちら

 

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