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実は「通勤」が「運動」となり健康を維持できていたという話

通勤

テレワーク/リモートワークもすっかり定着したかもしれません。

今回のコロナウイルスを機に一気に広がった在宅での働き方です。

 

ワークフロムホームとは、テレワークやリモートワークとの違い
Work From Home (ワーク・フロム・ホーム)とは在宅で仕事をすることを意味します。 ”在宅勤務”という意味で英語圏では使われており、もともとは介護や家庭の事情、身体的都合により外出が難しい人たちへの勤務形態でした。...

 

『あの混雑した電車を経験しなくて済む!』ということでテレワークは非常に喜ぶ人たちもいます。

自宅で仕事が出来るなんてなんて快適だろうと。

 

しかし、テレワークを続ければ続けるほど身体の不調を感じる人もいます。

整体や整形外科の先生に話を聞くと、在宅仕事での身体の問題で仕事が忙しいそうです。

 

それは自宅に満足な作業環境が無かったり、合わない椅子をに座っていたり、姿勢や身体についての知識が乏しいと無理をした状態で座り仕事を続けて、腰や背骨から何もかも悪くしていってしまうのも原因ですが、もう一つあるんです。

 

”運動”をしなくなったということが原因の一つでもあります。

 

『でも、そもそも以前から日常的に運動なんかしていなかったけど・・・?』と思われるかもしれませんが・・・運動していましたよね?

 

あれです”通勤”です

 

通勤がある程度の運動になっていたんです。

 

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通勤が健康維持に役立っていたという事実

品川駅

会社へ通勤するということは歩くということです。

車通勤の人も、出社したら社内で歩きますよね。

営業職じゃ無くても社内を歩いて移動して、ランチ時にも移動しますし、何かあるごとに歩きます。

こうした歩くという行為だけでも人間の健康維持に役立っていたんです。

特に都内の通勤は混雑するし大変なものではあるのですが、その分だけ身体が動いているということです。

 

人間は身体を動かすことで健康を維持できます。

厚生労働省のHPにも下記のような記載があります。

 

身体活動量が多い者や、運動をよく行っている者は、総死亡、虚血性心疾患、高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどの罹患率や死亡率が低いこと、また、身体活動や運動が、メンタルヘルスや生活の質の改善に効果をもたらすことが認められている。更に高齢者においても歩行など日常生活における身体活動が、寝たきりや死亡を減少させる効果のあることが示されている

厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/kenko21_11/b2.html

 

私が聞いた理学療法士によると「一日最低2時間は身体を動かさないと健康を維持できない」と教えてもらいました。

人間は動くことで健康を維持できる生物です。

進化の歴史から言っても人間は座って作業することには適しておらず、本来は6時間以上は身体を動かす生物だそうです。

 

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通勤で出勤時の自宅のドアから帰宅のドアまで、その間にどれだけ歩いて動くかを考えれば、それだけで一日2時間以上の運動にもなっていたと考えられます。

なんだかんだ外に居ればいろいろ動きますからね。

 

テレワーク

それが在宅勤務によりまったく動かなくなり、もはや買い物や食事すら配達の時代です。

もういっさい自宅から出ずに一日が終わる人も珍しくないでしょう。

 

楽なのかもしれませんがこれで健康は維持できません。そして太ります。

往々にして人間が楽だと感じることは身体にとっては良くないことだったりします。筋肉を使わないと人間は楽だと勘違いしてしまいますからね。

 

だから在宅勤務でもちゃんとウォーキングなりトレーニングなりをして身体を動かして健康を維持できるように努力が必要です。

 

この社会はテクノロジーが発達するにつれて人間が動かなくなっています。

動かないのは楽なのかもしれませんが、人間としての本来の形態から遠ざかっており不健康になっています。

そう考えると、何でも便利、楽、というのも考え物で、それをすることでますます堕落して苦しむ未来が待っているかと思うと怖いものです。

 

そして一度楽なものを経験すると、もうそれ無しの生活はしづらくなります。

そうしてさらに便利なものが生まれて、ひたすらそれを取り入れて不健康になっています。

人間の本来の幸せというのは何かなと振り返ってしまいますね。

 

しかし、通勤が嫌すぎて会社を辞めたりすることもありますから、精神的には通勤も良くないことはわかります。

かといって運動しずに在宅し続けるのも精神的にも良くないです。

 

どれを選んでもですね・・・

 

テレワークをするにしても、自分で問題に気づき運動なりをして健康状態を維持できるようにすることを考えましょう。

 

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