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家具の”在庫処分”や”展示処分品”といった”処分”という言葉について良く思いません

処分

 

「展示品処分価格!」とか「在庫処分セール!」とか「処分品のため○○円!」とか。

 

家具屋でもインテリアショップでもたまに使われている表現ですね。

 

もしかしたら皆さんも同じことを思っているかもしれませんが、”処分”と書くとまるで要らない物を売っているみたいです。要らない物にお金を出させようとしているっぽい。

いや実際そうなのかもしれませんが、要らない物をお客さんに買わせるつもりなのかって話ですから気になる表現ですよね。

 

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どうして処分という単語を使うのか

 

”処分”と聞くと皆さんはどんな意味だと解釈しますか?

私は”処分”=”いらない” ”捨てる” ”罰すること”などをイメージします。

 

何か勘違いがあるかもしれないので”処分”の意味を調べましたが・・・

 

デジタル大辞泉の解説

しょ‐ぶん【処分】

[名](スル)

 取り扱いを決めて物事の決まりをつけること。処理。
「書生下女を差図して家事を―し」〈鉄腸・花間鶯〉
 規則・規約などを破った者に罰を加えること。処罰。「処分を受ける」「違反者を厳重に処分する」「懲戒処分」
 不要なものや余分なものなどを、捨てる、売り払う、消滅させる、など適当な方法で始末すること。「古いノートを処分する」「家を処分する」

公法上、具体的事実や行為について、行政権または司法権を作用させる行為。行政処分強制処分保護処分など。
私法上、処分行為のこと。

引用元 https://kotobank.jp/word/%E5%87%A6%E5%88%86-535108

 

やっぱりそうですよね、基本的にネガティブな意味ですよね。しかもちょっと強めです。

違反者を厳重に処分するなんて使い方をしますし。

 

そして注目は3ですね。

 

 不要なものや余分なものなどを、捨てる、売り払う、消滅させる、など適当な方法で始末すること。「古いノートを処分する」「家を処分する」

 

つまり展示処分品とか在庫処分品とか処分セールとかは、不要なものや余分なものを捨てるぐらいの勢いで売り払うということです。

 

思った通りの意味じゃないですか。

そんな店にとって要らない物を買う人は一体何だって話ですよ。

処分品と呼ばれる店にとって要らない家具を買って長く使って愛しますって?いやそんなの家具に愛着持ちませんよね。大切にしづらいです。

 

食品といった消耗品とかなら処分品というのはわかります。

賞味期限問題もありますし、その時に処分されても、消耗品ですからまた必要になりますから買います。処分されてもまた必要になりますから。

 

そこに来て家具はどうかというと、ずーっと家なりオフィスなりで長く使い続けるじゃないですか。

店にとって要らない処分品をお金を出して使っているとか心情的に嫌じゃないですか?

 

だから”処分”なんて言葉をお店が使うべきではないと私は思います。

 

が、わりと使っているケースを見ますよね。何を考えているのかわかりません。

たぶん”処分=最安値でご提供”ぐらいの感覚で使っているのでしょう。少なくとも売る側は家具のことを好きではありませんね。

そんな家具に情熱を持っていたら処分なんて言葉使わないです。いくらお店として売りたい家具だったとしても、それを求めて気に入って使ってくれるお客さんがいてくれるわけですから良くないです。

 

少なくとも私は自分のお店でそうした言葉を使いません。

 

でも別に他の人がどう言葉を使おうが自由ではありますので、そこを強制したいわけではありません。

使っているお店を非難する意図で更新しているわけでもないです。自由です。

 

だって言葉なんて自分が意図しない風に解釈されてしまうこともありますから、100%全ての人に同じ意味では伝わらないこともわかります。

 

以前私は”在庫”という言葉を使って嫌悪感を持たれたことがあります。

 

その時は電話でした。

初めての人から電話があり、ある家具の購入相談を受けていました。

ある程度決まりかけていたのですが、私が会話の中で『その家具は在庫を持っているのですぐに出荷できますよ~』と話したんです、そしたら相手が『在庫ってなんなの。なんか売れ残りみたいで気分が悪い』と怒っちゃったんです。これには私もびっくりでした。

ストックありますと言えば良かったですかね。意味は同じですけど。

 

受ける印象は様々ですから難しいものです。

 

まあ皆さんの多くが家具の販売の際に処分というキーワードを使っていても気にならないのなら良いのですが、家具を売っている私が気になるということは、わりとそうした思いを持つ人がいらっしゃるのではないでしょうか。

 

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