家具の繁忙期は春の引っ越しシーズンだと言われています。実際にそうです。春は引っ越し、新築などが多くあります。マンションの新築入居も春からが多いですしね。
それはそれとして他に売り上げが増えるタイミングがあります。
それは決算月です。
決算前に経費を使っておこう!
”決算月”というのは”企業が決算をする月”のことです。年間売り上げの〆日ですね。
多いのは2月や3月でしょうか。小売業だと2月が特に多いみたいです。
結局家具の繁忙期とかぶっているのですが、5月や他の月の決算もありますし、個人事業主は12月末が決算と決められていますから一応ばらけてはいます。
どうして決算月に家具の売上が増えるかというと、単純に「家具を買い換えたりして経費を使っておこう」という需要が生まれるからです。利益圧縮ですね。
特にオフィス向け家具を販売しているとあります。
私のお店だとアーロンチェアのようなワークチェアがまさにです。
決算を迎える前に支払う税金を少なくするためになにか仕事で必要なものを買っておきます。
どれにするか考えて、普段の座り仕事で身体が壊れてきてしまっていることから座り心地の良い椅子に注目をします。
今期は割と利益があるなぁ・・・よし!じゃあアーロンチェアに買い替えるか!みたいな感じでしょうか。
ただアーロンチェアのような20万円ぐらいになるワークチェアは経費ではあるのですが、一括で経費計上するかどうかは考えたほうが良いです。
一括償却資産として減価償却するのが良いですかね。まあ各々で判断してください。
セイルチェアだったら10万円未満ですから消耗品にしても良いです。しなくても良いです。どちらでも。
ワークチェアの買い替えにより、座り心地が良くなるだけでなく、身体の故障リスクも軽減され、なおかつ座って苦しみながら仕事をするより能率もアップするでしょう。
社員様に良いワークチェアに買い換えれば、働く従業員の満足度も上がりますし、快適に健康的に働いてもらうことが出来ます。
長い目で見て考えればそれなりに予算がかかっても良い道具を買う方が素晴らしい結果を生むことでしょう。
うちも月末最終日に駆け込みで来店をして購入してくれる方々がいらっしゃいます。月内での領収書や請求書が欲しいからです。
だから最後まで売り上げは気が抜けないですね。最後の最後にわーっと売れてくれることがあります。
いや本当にありがたい人たちによって支えられています。
中には「今期は結構予算使えるからさ、またいろいろ買わせてよ」と毎年家具を買いに来てくれる方もいらっしゃいます。そして毎年会社が大きくなっていっています。
こうしてどんどん皆さんの事業が大きくなっていくのを見るのは嬉しいものです。
私自体は事業を拡大しない人なので感心します。
もっと未来には大企業になっている方もいらっしゃるかもしれません。その時にまた私を訪ねてくれるでしょうか。そうなるように私も頑張り続けないといけませんね。
最後は話がずれたのですが、決算前に家具を買うというのはよくある手法です。
せっかく経費を使うのなら、仕事に関わってくる普段使用するものに使うと良いかも知れませんね。ワークチェア、お勧めですよ。
しかしですね、利益が減るので税金の支払いが減るのは間違いないのですが、実際に家具を買ってお金は出ていっているわけですから、手元にお金が残らないのは金額の差はあれど同じです。あまり過信して買いすぎないようにした方が良いですよ。ちゃんと税金の計算をしてくださいね。
ということで、家具業界も決算月は売り上げが増えることがあります。
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