ブルーノ・ムナーリの回顧展の為に世田谷美術館に行ってきました

先日、好評開催中のブルーノ・ムナーリの大規模な回顧展のために世田谷美術館に行ってきました。

イタリアンデザインの重要人物であり、後の絵本にも多大な影響を与えたブルーノ・ムナーリの大規模な回顧展が開催されます。 全国4つの美術館にて作品の展示や彼のワークショップを体験できます。
デザイナー、画家、彫刻家、絵本作家、教育者と様々な顔を持つイタリア人デザイナー。 ダネーゼとの関係も深く、イタリアンデザインを黎明期から活躍した人物です。

感想をお伝えしますね。

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世田谷美術館

2018年4月から開催がスタートしたブルーノ・ムナーリ回顧展ですが、4開場目の世田谷美術館が最後の開催地となっています。

こちらが東京都世田谷区にある世田谷美術館の外観です。

ブルーノ・ムナーリ ― 役に立たない機械をつくった男

【開催概要】
イタリアの画家にして、デザイナー、さらには絵本を多数制作し、子どものための造形教育にも力を注いだ、ブルーノ・ムナーリ(1907-1998)。その多彩な活動を短い言葉で表すのは困難ですが、その作品は、どんなジャンルのものであってもシンプルな考え方から作られており、誰にでも(大人でも、子どもでも)親しめるものとなっています。本展覧会では、イタリア未来派に始まるムナーリの活動を、約300点の作品で振り返ります。

世田谷美術館の公式ホームページです。四季折々の変化が美しい、緑豊かな砧公園の一角に位置し、恵まれた自然を存分に生かした、気持ち良いアートとの出会いの場を提供します。ライブラリーやレストラン、カフェなどの充実した施設とともに、一日ゆっくりとお過ごしいただける美術館です。

ムナーリ展は開催することを初めて聞いたときから必ず行くと決めていたのですが、なかなか時間を作ることが難しくやっと念願のムナーリ展行けました。

本当は神奈川近代美術館葉山の時に行きたかったのですが時期的に無理すぎました。

神奈川県立近代美術館葉山で開催中のアルヴァ・アアルト展に行ってきました。 ロケーションも良くリラックスできる良い場所です。感想を書きました。

(結局アアルト展の時に行きました)

東京で開催されたのはありがたかったです。本当は名古屋や東海でやってほしいところですけど・・・

ちなみに、愛知や東海方面から世田谷美術館に行く場合は、新幹線は新横浜で降りたほうが早くいけます。ただ、渋谷からバスで向かったほうが簡単です。渋谷まで行くのも、そこからバスで一本で行けますから迷わないです。

新横浜まで行った場合は何度か乗り換えをして用賀駅に辿りつき、そこからバスに乗ることになります。用賀駅から歩いても行けますが20分ぐらいかかります。

新横浜駅に行くのも、品川駅に行くのも600円ぐらいしか変わりませんしね。

ムナーリ図録

こちらが今回の回顧展に合わせて作られた図録です。

その内容の充実ぶりから資料的価値としても素晴らしいものです。なかなかムナーリの情報がまとめられた日本語の書籍はありませんから、これは一生モノの資料としても使えるぐらい重要な本となりそうです。

さて、展示会の内部の様子ですが、撮影はすべて禁止ですので写真は何もありません。

昨今の展示はSNSに向けたアピールのために一部撮影可能スペースや展示物を設けていることがあるのですが、そうしたアプローチは一切ない硬派な展示です。それがまた良いですけどね。

で、展示に感想ですが、

最高でした。

もう私としては”役に立たない機械”や”折りたためる彫刻”といったムナーリの名品が一堂に拝めるだけでも価値がありました。

イタリア20世紀の芸術運動の”未来派”についてもわかりやすく解説と展示がされており、ムナーリの実績、絵本、芸術、プロダクトまで幅広く展示されています。特にムナーリの絵画をまとめて観る機会はありませんから貴重です。

彼のアーティストとしての側面が強く感じられる展示です。

この為だけに世田谷まで行く価値は十二分にあります。(私は名古屋なのでそう遠くはないのですが)

むしろ、ムナーリのことを知らない人が行くべきだと思います。

優れたデザインを見るところで美的感覚も養えますし、なによりこうしたデザインのヒストリーを知ることが自身を成長させます。

ポストカード

購入したポストカードです。ムナーリの絵画”陰と陽”です。配色も構成も格好良いです。バウハウスの影響を感じられる気がします。

ところでブルーノ・ムナーリは多数のプロダクト(製品)をデザインしていることで知られています。

そこが「アーティスト」とは違い「工業デザイナー」になるではないかとムナーリへの表現が曖昧になるのですが、ムナーリ自身は「芸術は一点ものではなく、多くの人の手に渡るべきだ」と明言をしています。

つまり、ムナーリの製品はアートでもあり、プロダクトでもあるということです。

日本では珍しい機会なので、是非終了までにブルーノ・ムナーリの世界に触れてください。

図録はマストバイです。

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