有名名作クロックの正規ライセンスを取得した????

時計

名作デザインの模倣品としてリプロダクトとかジェネリックとかいろいろありますけど、その中でもひどいケースを過去に見たことがあります。

正規品じゃないのに、正規ライセンス品と称して模倣品を売っている時計があるんですよ。

これはちょっとひどすぎる売り方なので私も目にしたときは驚愕でした。

特定されると私が困るかもしれませんので肝心な部分は非公開で書きますね。

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有名な50年代の時計シリーズがあります。そのデザイナーはミッドセンチュリー期を代表するアメリカのデザイナーの製品で、現在も正規品の復刻製造がおこなわれています。

そのデザイナーの名前を仮に「sample」とします。

※”sample”はここから人名だと強く思いこんで読み進めてください。

その時計もリプロダクトやジェネリックという名前で模倣品が市場に溢れています。

その中に、”正規ライセンス品と謳った” ”正規メーカー以外”のsampleデザインの時計が存在します。

これを私が見つけたのは東京インテリアライフスタイルです。国際見本市でこんなものの出店を許している主催者側にもビックリです。

私もそこで初めて存在を知り、現物の時計の展示をまじまじと見ながら出展者からカタログを渡してもらいました。もう最初から私は正規品を販売しているという自己紹介はしたうえでです。

カタログの時計の説明には、「sampleの版権をもつ唯一のメーカーである〇〇から復刻したsampleクロックを輸入販売している正規ライセンスを取得した時計です」と書かれていましたが、○○は実際の正規メーカーの名前ではありませんでした。

あまりにも疑問がいっぱいだったので、どういったことかを出展者に尋ねましたがカタログに書いてあることぐらいしか話すことが出来ず、そもそもデザインにも市場にも何にも知識が無い人だったのでもうそのまま帰りました。ものを知らなさ過ぎる。

それで後で〇〇というメーカー名を調べてみると、アジアのある国にある会社ということがわかりました。

『sampleはアメリカのデザイナーなのに、唯一版権を持つ会社がアジア???』

少し考えたらわかりました。

裏どりはしていないですので私の想像ということで読んでください。でも合っていると思います。

sampleという文字列でアジアの会社が商標をとっているんでしょう。当然その国だけです。

sampleはあくまで”sample”という文字列として商標をとっているだけであり実際の著名デザイナーの名前sampleとは同じ文字列というだけで”同じ意味ではない”ということです。

意味が伝わりますか?デザイナーの子孫や財団やライセンスとは全く無関係に、デザイナーと同じ名前で別の国で商標申請したということです。

そして”sample”という商標を持つアジアの会社が”sample(実際のデザイナーの名前)”の名作クロックをコピーし販売を開始。

日本でその時計を販売する際に、sampleの版権を持っている会社の作っている正規ライセンス品ですと説明しているんです。

ただこれ知識が無い人がやっているので”版権”という言葉を使っています。

版権は著作権の旧称ですから、今回の時計やデザイナーのライセンスなどには関係が薄いです。版権って言っておけば納得するだろぐらいの感覚でしょう。

確かに嘘はついていないですよ。実際にsampleという商標を持っているんでしょうね。その国で。(これでそれすら持っていなかったらどうしようもないですよ。既にどうしようもない人たちですけど。)

それで実際のデザイナー名と錯誤させて、しかも別の国(日本)で正規ライセンス品と称して売るんですから卑怯すぎます。

これを信じて買う人たちがいるんですからね・・・

よしんば万に一つの可能性として、アジアの会社がsampleというデザイナー側に正式にライセンスを得て製造していたとしても約束はその国だけですからね。別の国で売っちゃあいけません。ライセンスは国ごとに管理が違います。

やはり問題点は世間で家具やデザインに対して認知度が上がることと、そもそも家具やインテリアを販売知る人達に良識や知識が無さ過ぎるのが問題です。

まともな会社だったらこんなの販売しませんからね。

これを販売するということは、それを信じてなのか、全く知識が無いか、どうでもいいと思ってですからどれもデザインを販売してお金を得て良い人たちではありません。

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