大抵のネットショップには”商品購入のページに評価欄”が存在します。
特に大手モールネットショップは評価が重要視されることで、良い評価を得るべくお店側も対策を強いられています。
今回の話はお店の評価ではなく、製品の評価についてです。
私も家具の販売を仕事にしている以上、あまり見たくはないのですが、特に大手ネットショップの製品評価欄は見るようにしています。なぜならどんな評判になっているか見ておいた方が良いからです。
特に悪い評価の部分を見るようにしています。
文章が書いてあるとちゃんと全部読むのですが・・・言いがかりや誤解や知識不足などで溢れているのが気になります。
どれも私が販売していたら起きることのない文句ばかりです。評価を下げられた製品が可愛そうですね。そして同業者にも迷惑。
お店のミスや不手際で☆1もありますけど、それはまあ仕方ないですね。ミスはありますよ。
こうした評価欄について常々疑問に思っていることは、どうして☆1で評価されてそのままなのだろうか?ということです。放置している意味が分かりません。
そこでこんな話があります。
以前、海外のある家具メーカーの本国本社に訪問した際に、現地EC部門の方の話を聞いていると製品レビューについて納得した話をしてくれました。
その会社は自社で公式のオンラインストアもやっているのですが、たまに製品評価欄に☆1の評価を付けられるそうです。
するとEC担当者は☆1を付けた人に直接連絡を取るそうです。理由が書いていない場合はどうして☆1を付けたのか尋ねるそうです。
一見すると迷惑そうな行為に感じるかもしれませんが、ちゃんと理由があってしていることなんです。
というのも、☆1のレビューを付けられるのは、”理由があるからつけられる”からということです。顧客が不満を抱えているのを解消しないわけにはいかないです。
それに、不満や問題を解決すれば☆1レビューは変更してくれるはずだからです。
そうなんですよね、何の理由もなく☆1を付けることは考えづらいです。購入しないと評価が出来ない仕様ならなおさらです。
すごく健全な考えで感心しました。こうした対応をしている会社と聞いて安心もしました。
ネットショップはただ売って終わりではなく、こうしたあとあとのフォローまでするのが理想です。そうすれば製品の正当な評価が広まります。
しかし、現状は売って終わりの評価欄が目立ちますので非常に残念です。
何が残念かというと、せっかく気に入って購入したであろうのに裏切られたと感じている顧客たちです。
中にはとんでもないクレーマーとなり同業他社にまで壮絶な嫌がらせをしてくる人もいますから、そうした人たちを野放しにしないようにしてもらいたいです。
一部ショップは購入しなくても評価できるのでもうどうしようもないですけど。
あれはおかしいシステムですよ。買って無い人が評価なんかしちゃいけませんよ。嫌がらせし放題ですし。いくら自社のSEO対策になるからってやっていいことと悪いことがありますよね。
コメント