疲れにくいゲーミングチェアという表現は薬機法にひっかかるでしょうね。
「疲れにくい」は「疲労しづらい」と解釈できます。
疲れる=疲労だからです。
疲労は身体機能に影響を与えるものなので「疲労しづらい」と表現をするのは薬機法にひっかかります。
(誇大広告等)
第六十六条 何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告し、記述し、又は流布してはならない。参考 厚生労働省のHP https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/koukokukisei/index.html
「疲れないゲーミングチェア」は完全にアウトな表現です。
「疲労しない」と謳っているわけですから、この表現は大問題です。
もし「疲れない靴」なんて存在したらどう思いますか?ありえないですよね。
椅子も同じです。椅子に座るにかかわらず、人間が疲れないなんてことはあり得ないので薬機法と景表法のどちらでも問題となる表現です。
グレーというかブラックが横行しているゲーミングビジネスですが、人は耳障りの良いものを正しいと都合よく解釈しがちです。
厳しいことを言う医者は低評価となり、薬を出しまくるだけの医者は高評価となるように、自分にとって都合が良い答えを出すものを善とし滅びていくことを止められません。
「疲れない椅子」を選ぶという間違いと誤解と「疲れる椅子」が悪い椅子とは限らない【ワークチェア選び】
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