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家具に使われるHPLとはどんな素材か解説【プラスチック?木材?】

HPLとは

家具に使われる素材は多種多彩です。

その中に「HPL」と呼ばれる素材があります。

「HPL」とは”High Pressure Laminate”の略で、木繊維と樹脂を圧縮した高圧ラミネート素材のことです。

 

HPL天板のアップ

HPLはその特性から硬く耐久性があり、防水性もあることで外壁などに使われていました。

昨今は家具にも使用されることが増え、主にテーブル/デスクの天板にHPLは用いられています。

HPLの天板は木繊維が入っているため無垢板のような頑丈さと重さを持っています。

ですが樹脂なので表面のキズにも強く、湿度による反りもなく、水も大丈夫で劣化も少ないという良いとこどりな素材です。

しかし木天板のような経年変化を楽しむことは出来ません。

 

天板の薄さ

HPL天板の最大の魅力はこの薄さです。

樹脂や木天板では薄すぎて強度に難がでてしまいますが、HPL素材ならこの薄さでも”しなり”もなくしっかりした安定感を持っています。

ガラスや金属なら可能な薄さを樹脂で実現できるのは良いところです。

 

天板が薄いテーブルは見た目に圧迫感が無いためスマートに使うことが出来ます。

重さを感じない軽やかな空間づくりをする際に重宝します。

 

HPLの気になるところは重量と値段です。

この薄さでも無垢天板並みの重量があります。

値段は樹脂の価格帯の中では高い方に入ります。

また、重厚でどっしりしたインテリアデザインに使うには見た目に不向きです。

 

家具の素材にHPLと書いてあったらこの記事を参考にしてください。

 

ちなみに私のお店だとマジス社の製品でよく使われています。

PiloやPasse-Partout、Steelwood Table、ButchなどのテーブルがHPLです。

>>マジス製品一覧はこちら

 

後日HPLの動画を撮影しました。ご覧ください。

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