“Fashion photograph taken tn the living room of the Eames House,published in Vogue,Aprill 15,1954”
“Fashion photograph taken in front of the Eames House,published in Life,june 15,1954”
THE WORK OF CHARLES AND RAY eamesの写真です。
場所はLAのイームズハウスです。
夢ですね、イームズハウスを舞台にした写真撮影は。
どちらの写真も昔の雑誌です。ヴォーグは現役なんですけどね。
イームズハウスでモデルを使っての写真ですので雑誌的にもファッションがメインということです。イームズハウスは背景。
当時的にはまだ最新の前衛的な建物って感じでしょうか。
ところでこの写真を見たら、モデルがどうしてもオールディーなスタイルに見えます。着こなし自体も古いです。古さから現代ではちょっとないかなと。
現代でこの服と着こなしだと「一周してそういうのが好きな人だな」ということはあるので別に良い悪いの話ではありません。
レディースだとあるじゃないですか、60年代のイタリアとかのファッションスタイルが。
それが家具だとイームズラウンジチェアとかが置いてあってもオールディーとか懐古趣味だなとは思われづらいです。名作家具という位置づけで時代を超えています。
この辺が家具とファッションの多きな違いでしょうか。
家具は同じデザインを売り続けて、なんだったら何十年後に評価されたり。むしろ昔のデザインの方が名作として好まれたりします。
でも服は基本的に同じデザインを売り続けるというのは珍しいでしょうね。50年以上前から形をほとんど変えず、常に同じ服を作り続ける。うーん、あるのでしょうか?
家具は定着するまでものすごく時間を要する場合があるので、長い目で見たほうが良いです。
今売れなくても、数十年後に評価されることがあるかもしれません。
経営的には今売れてくれないと困るんですけどね。
それが家具の難しいところですよ。
家具と服の違いでした。
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