先日10月23日に国内では限定50台でイームズハウスのユーカリの木を使った特別な限定イームズワイヤーベーステーブルが発売されました。
Eames Eucalyptus LTR Table (イームズユーカリプタスLTR)と名付けられたこのリミテッドアイテムは、世界でもハーマンミラーストアニューヨークとハーマンミラーストア東京だけで発売しました。
これ、私も買ったんですよ。現物お見せしますね。
イームズユーカリプタスLTRの実物
ということでこれが私が買ったイームズユーカリプタスLTRです。こういった物を自分の物として買うのはすごく珍しいです。でもこのテーブルだけは特別ですからね、そりゃ買いますよ。
写真が実物のイームズユーカリプタスLTRです。木目がすっきりとしてなんだかきれいですし、これがイームズハウスに生えていた木かと思うと何となく厳かな気がします。
イームズハウスに生えていた木を伐採してカットする以上生産量に限界があります。だからこそ日本では50台だけしか用意できなかったのでしょうね。イームズファン垂涎の品です。
仕上げも美しく非常に満足度が高いです。
販売しているハーマンミラーストアのファサード(玄関部分)では専用のディスプレイがされていました。
展示しているテーブルも販売している物です。いずれこの展示が無くなったときに完売ということになります。
私が買ったのはイベントの日だったので10/31です。その時点でもう残りわずかだったので今も残っているかはわかりません。あったとしても僅かでしょうね。
天板裏にナンバーが付いています。読みづらいかもしれませんが黒いプレートの下に”221”と彫られています。
この”221”はイームズハウスのどの木を切ったものかということが示されているんです。
同封している資料を見てみましょう。
これです。
”221はこの部分のユーカリの木を切ったよ”ということがわかりやすく図入りで説明されています。
ところで木を切った理由ですが、このイームズハウスの敷地内には200本以上ものユーカリの木が立っています。
伐採は木々を長生きさせようという継続的保存管理計画の一環で行われたものですので、テーブルを作るために切ったわけではありません。ハーマンミラー社とヴィトラ社の協力により実現した限定品です。
221というと・・・(写真を漁る)
このユーカリですね。これがカットされたのですか!写真の中心に立っているモザイク野郎は私です。だから実際にカットされる前のユーカリを見ているんです。そう考えると感慨深いです。
予想ですがイームズウォールナットスツールのユーカリ限定仕様にするとか、イームズラウンジチェアのユーカリプライウッドにするかといったアイデアもあったと思いますよ。イームズハウスに関係する家具と言ったらやっぱりそこら辺に注目されます。
生産量の都合や現実的に売れるかどうかも考えてのLTRでしょう。イームズ夫妻はゲストのためにこのテーブルで食事を振る舞ったというエピソードもありますから、そういった身では非常にマッチしていますね。
テーブルは大切に飾っておきます。
さすがに普段使いできないですね。お店のディスプレイにします。
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