マックス・ビルによる名作家具「ウルムスツール」に実用性をプラスとした引き出し付き仕様が復刻されました。
オリジナルデザインは1962年にデザインされており、初めて製品として復刻することとなります。
座るだけでなくサイドテーブルとしての使いやすさが向上したウルムスツールです。

1953年に旧西ドイツに開設された「ウルム造形大学」は、バウハウスの理念を継承する革新的な教育機関でした。
1954年にこの大学の初代学長を務めたマックス・ビルは、学生たちのために収納や移動箱としても使えるスツールをデザインします。
後にそれがウルムスツールとして製品化されており、現在正規品はスイスのヴォーンベダルフが製造しています。
マックス・ビルは1962年に後のウルムスツールとなるデザインを、さらに発展させるために引き出しを付けたスツールをデザインしました。

木製のダボで固定された引き出しは、スツール自体のデザインをそのまま小さくまとめて統一感があるだけでなく、サイドテーブルとしての実用性を加えた柔軟性の高い家具となっています。
どことなく日本酒を入れる桝にも見える風貌は、日本の住宅とも相性が良く、サイドテーブルとして人気が出る予感がします。
【サイズ】
本体:W390×D300×H440
引出し内寸:W328×D266×H60
【材 質】
本体:スプルース(米唐檜)材
床設置部、貫木:ビーチ材
引出し底部:ポプラ合板
【価 格】
¥58,300(税込)
発売・予約開始 6月25日(木)
私も自分のお店で販売しようと考えています。
久々に使いやすいデザインですが、これ、ウルムスツールのカラーラインナップのように後から色が加わったりするのでしょうかね。
その辺気になります。
7/10追記
私のお店で実物を購入しました。
引出が付いて便利なウルムスツールなのですが、構造的に問題があるので動画にまとめました。
解決策も提案しています。
ウルムスツール引き出し付きのご購入は以下からどうぞ。
滑り止めもプレゼントしています。
コメント