オットー・ワーグナーによるウィーン郵便貯金局の椅子

オットー・ワーグナーの椅子

この椅子はオットー・ワーグナー(オットー・ヴァーグナー)により1902年にデザインされたウィーン郵便貯金局の会議室のためにデザインされた肘掛椅子の一つです。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告




曲木の椅子自体は1830年代にウィーンの家具デザイナーであるミヒャエル・トーネットにより発明されていました。

その技術を利用し、背もたれと肘掛が一体になり、さらに前脚まで繋がるデザインは当時としては独創的なものでした。

強度を高めるためなのか肘掛に真鍮版を張ることで、装飾として高級感も感じさせるビジュアルになっています。

この椅子には、背もたれのデザイン違いなどでいくつか異なるバリエーションが存在します。

アールヌーヴォー期の有機的なデザインの中に溶け込むデザインですね。現代ではクラシックで厳かな雰囲気を感じさせる椅子です。

珍しい椅子でした。

ちなみに場所は富山県美術館です。

オットー・ワーグナー (Otto Wagner)

1841~1918  オーストリアの建築家/都市計画家

新しいデザインを目指したウィーン分離派のひとりでした。

「芸術は必要にのみ従う」と唱え、機能的かつ合理性の高い建築の理念を表現しました。

彼の代表的建築として「カールスプラッツ駅」や「ウィーン郵便貯金局」があります。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告