全然最新の話ではないのですが、2016年に「ハロルドが笑う その日まで」というノルウェーで製作された映画が公開されました。
映画の内容と現実との気になる部分
あらすじ:品質にこだわった小さな家具店を長年支えてきたハロルド(ビョルン・スンクヴィスト)は、店の前にIKEAの北欧最大級の大型店ができたことで、自身の店をたたまざるを得なくなってしまう。さらに妻も失い、怒りに震える彼は、IKEAの創業者カンプラード(ビヨーン・グラナート)への復讐(ふくしゅう)を画策する。カンプラードを誘拐するためIKEA誕生の地エルムフルトを目指す道中、偶然出会った少女エバ(ファンニ・ケッテル)も計画に加わり……。 引用 https://www.cinematoday.jp/movie/T0020705
この映画にはすごい違和感を感じます。
品質にこだわった老舗の家具店が、近くにイケアが出来たぐらいで傾くかな?と思います。
例えば私が自分で経営しているお店の真ん前にイケアが出来たとしても売り上げが奪われるなんて考えづらいです。
なにせ求める客層が違いますし、販売している家具やインテリアが互いに被りません。
イケアの家具はイケアの家具。うちの家具はうちの家具です。
むしろ、イケアが出来たらうちにお客さんが流れると思うので売り上げは増えるでしょうね。
この映画では、まるでイケアの家具が優れているから他の家具屋が困窮していると世間に印象付けられてしまいます。誤った認識ですね。
ただですね、中途半端な家具を販売している家具屋、インテリアショップはイケアやニトリの影響は強いと私は考えます。
名前は出さないのですが、そうしてクローズしていった家具屋、インテリアショップ、家具会社はわりと見ます。
中途半端な家具を買うぐらいならファストインテリアの方が世間的に評価されるでしょうね。
本当にこだわった家具を扱っているのであれば近くにイケアがあろうが何があろうがあまり関係ありません。自信があります。自分のところにお客さんが増えます。
でも、もし本当に自分の店の近くにイケアが出来たら、イケアのお客さんたちがうちお店に入ることで混乱が起きるのでそういった意味では閉店を余儀なくされるかもしれませんね。
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