ロッキングチェア(揺れ椅子)とは どんな椅子でしょう | 名作家具とデザインの話

ロッキングチェア(揺れ椅子)とは どんな椅子でしょう

ロッカーベース

これはお馴染みのイームズアームシェルシェルチェアのロッカーベース仕様です。品番は”RAR”ですね。

※Rocker Arm Rodの頭文字

ロッカーベースはRocker Baseなので、つまり”揺れる土台”ということです。
見た目のとおり前後にゆらゆら揺れます。

こうして揺れる椅子を発明したのがイームズ夫妻ではなく、もっともっと古くからある椅子のバリエーションの一つです。

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この揺れ椅子はロッキングチェアとカテゴライズされています。

ロッキングチェアという存在がいつ生まれたのか正確には不明です。発明者も不明。いわゆるアノニマスなプロダクトです。

18世紀の初めにはアメリカのニューイングランドで使われていたという記述が残っています。それゆえ、それが発祥と言われています。

もともとロッキングチェアは庭で使われていたそうです。
そのころは普通の椅子の脚にカーブした板を付けた簡単なものだったみたいです。

ということはロッキングチェアというものは、本来は屋外用ということになりますね。

ロッキングチェアは「子供をあやすために母親が座るもの」説もあるのですが、それはそれで正しいんじゃないでしょうか。

伝達される場所によって使い方が違うだけで、揺れることで子供が安らぐためという使い方を始めた地域もあるのかもしれません。

いずれにせよ最初は庭で使うために発明されたものということですね、ロッキングチェアは。

どうして庭でこの揺れる椅子を使ったかですが、私が考察するにですね、通常の四本脚の椅子を土面に置くとズブズブと地面に刺さって沈んでいくじゃないですか。

不安定な状態になるから、それを解消するために板を脚先につけたのだと考えられます。

考え方としてはスキー板みたいなもんです。

木の板の先端が上にカーブしていたほうが引っかかりが少なくて便利なのでそうしたのでしょう。

勝手に土面の上で使っている想像でしたけど、庭というだけで石の上だったのかもしれません。想像で書いているので答えはわかりません。

現在ロッキングチェアは軽くくつろぐ目的の安楽椅子というジャンルになっています。

以上ロッキングチェアのストーリーでした。

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