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東京駅で使われている椅子はマジス社のチェアワン

東京駅

一目でわかる東京駅です。

あまりにも有名ですものね。駅の名前クイズをしたところでほとんどの人がわかるでしょうし。

この東京駅に以前から”ある有名な椅子”が構内の共有椅子として使われています。

 

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その椅子の名前とは

 

それがこのマジス(MAGIS)社のチェアワン(CHAIR_ONE)です。
コンスタンチン・グルチッチによる傑作です。

 

コンスタンチン・グルチッチの話
ドイツのデザイナーであれ彼は近年では目覚ましい活躍で名前を見かけることが多いです。 優れたプロダクトをリリースしています。

 

マジスやグルチッチは知らなくても、この椅子自体は見たことありますよね。広告やCMなどでも使われています。

現代の名作椅子として評価も高いデザインです。

東京駅のような多くの人が使う場所で使用する椅子として良い条件を備えています。

 

・アルミで製造され構造的に優れた耐久性

人が座ろうがびくともしません。

・座面に水分が貯まらない

飲み物をこぼしても座面に貯まりませんしゴミも落ちます。

・見た目の抜けが良い

圧迫感がないので並んでいても見通しが良い。

 

これらが駅の椅子としてばっちりです。

 

この椅子ですね、マジスジャパンの営業に聞いたことなのですが、400脚だか500脚だか東京駅に納品したそうです。

私もちょくちょく東京駅に行くのでチェアワンを目にしてはいたのですが、そこまで大量にあるとは知りませんでした。確かに多く置いてあるなと感じましたけども。

 

東京駅広いですから探して歩いたら楽しそうですね。楽しくないですかね。

 

駅の椅子やベンチといったらFRP製のイームズシェルチェアみたいなものというのがイメージが昔ながらですが、最先端感がないですし洗練された都会の駅という感じもしません。

そこでさすがに東京駅。良い物を選んでいます。

 

イームズがいたから駅のプラスチックベンチが生まれたんです
イームズシェルチェアが「駅のベンチみたい」と評価する人たちがいます。しかし逆です、イームズがいたから駅のベンチが生まれたんです。 日本のプラスチックチェアの歴史も書きました。

 

東京駅は来場数が半端ないですし、多くの人が座り雑に扱われると思うので、それに耐えうる強度を持った椅子が必要です。
しかしただ頑丈なだけの椅子を並べると野暮ったいですし、見た目も格好悪い。

頑丈さと見た目の良さ、それらを兼ね備えた椅子は少ないです。

その一つがチェアワンでしょう。スケルトン気味な背と座は圧迫感を感じず駅のスペースを十分に活かせます。

公共の場の家具にも目を向けてみてください。

 

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