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デジタル化が進む照明と長く使えるか問題

名作照明の写真

もはや当たり前になったLED照明は無くてはならない存在となりました。

発売当時に比べるコモディティ化が進み値段が手ごろとなり性能も上がっています。

いま新発売する照明は大抵LED仕様になっていますが、昔から存在する名作照明もLEDに仕様を変更して再発売されるようになっています。

 

見た目は名作照明そのままでも内部は最新のLED照明の為、明るくて調光機能も付き、さらにUSBで給電が出来るようになったことでポータブル化も可能となる等とにかく便利になっています。

昔ながらのコンセント式の白熱電球仕様に比べるととても高性能です。

 

確かに便利です。

電気代も安くなります。

見た目もスマートです。

コードの制限もありません。

 

その代わり一生涯使うことは出来ません。

 

LED専用に作られた照明は電球の交換が出来ず、使用期限が来たら内部を丸ごと交換する必要があります。(内部の電源基盤ごと交換すれば使えますが後述します)

 

その点、古くからあるコンセント式の白熱電球は簡単なつくりなので電球が切れたら交換をするだけです。

LED電球はそのまま使えますし、本体の故障自体がほぼありません。

50年前の照明が今も普通に使えたりするものです。

 

車やバイクも50年前のものが今も走っているみたいなものですね。

かたや最新の電気自動車が50年後に走っているかというと・・・そんなことは無いでしょうね。

10年後すらわかりません。

車自体が生きているかどうかより、アプデを繰り返すことで古い車はそれについていけず駆動はしても走れなくなるかもしれませんし。(スマホみたいなものです)

 

必ずしも最新のものが良いかというと便利な反面、ひとたび修理となると大きなコストがかかるものです。

それに直し続けて使うという考えではないので消耗品という側面があります。

 

これからますますメーカーの名作照明LED化計画は進んでいくと思われます。

私の偏った考えとして聞いてもらえると良いのですが、大事に長く使われるより、時期が来たら使えなくなり修理か買い替えをしてもらったほうが売り上げに繋がります。

内部基盤を丸々交換するようなメーカー修理じゃないと直せないような製品を発売するのも「修理する権利」対策とも言えます。(企業努力ではありますが)

 

そのうち既存のコンセント式名作照明は無くなってしまうかもしれませんね。

価値を残していくという意味では古くからある照明の方が残ります。

今のうちに欲しい照明は手に入れておいた方が良さそうです。

 

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