チャールズ・イームズのエピソードにこんな話があります。
【必読】チャールズ・イームズの生涯と詳しい説明
”イームズ”の名前は有名ですが、イームズと検索すると間違った情報や嘘や誤解がある情報がほとんどです。 イームズとはいったどんな人物か、どんなことをしたのか、詳しく正しい情報をお伝えします。 もともとは建築家であり、家具のデザインだけでなく映画撮影までしていました。
この話は、元イームズオフィスのスタッフだったジョン・ニューハートによって語られたものです。
”チャールズは人を引き寄せる術を心得ていたんだ。なにか問題があると「きみならどうする?」と問いかけてくる。
チャールズは子供の頃、姉に「歯医者へ行きなさい」と言われて「それならボクを歯医者に行きたくなるような気持ちにさせてよ」と答えたそうだ。
それと同じやり方で僕たちとも接したんですよ。”
これは本当にそうだなって思います。
私自身も日頃から思っていることです。
「そうしろ!」と言うだけでは、うまくいかないものです。
例えば私の仕事の場合、家具インテリアの販売をしているわけですが、そこで「買いなさい!」って言ってもしょうがないです。反感を買うだけです。
買いたい気持ちにならないといけません。
お店ってそういう役割だと思うんですよ。伝えること、そしてわかってもらえること、理解してもらえること。
人の心の琴線に触れる提供が必要です。
みなさんの仕事ででも当てはまるんじゃないでしょうか。
そして日々の生活でも。
ああしろ、こうしろと言うだけでは、相手もうまくやってくれませんし、結果も芳しくなかったりします。
本人がそうした気持ちになるのが、もっとも健全な結果を生むでしょうね。
参考になる話です。
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