大した話でもないのですが、
イームズの作品にスピーカーがあるんですよ。
いやもとい、あったんですよ。
イームズ本直撮りカメラです。
1956年にスティーブンス・トルソニック社からリリースされたものです。すごい格好良い。今でも全然通用しますね。
詳しい人は脚を見ればイームズだってわかります。だってイームズラウンジチェアと同じものを使っていますから。
こうしたパーツの流用をするのが彼の合理的良さですよね。
【必読】チャールズ・イームズの生涯と詳しい説明
”イームズ”の名前は有名ですが、イームズと検索すると間違った情報や嘘や誤解がある情報がほとんどです。 イームズとはいったどんな人物か、どんなことをしたのか、詳しく正しい情報をお伝えします。 もともとは建築家であり、家具のデザインだけでなく映画撮影までしていました。
チャールズ・イームズの話では書いていない部分に、1940年代にチャールズはMGMスタジオで働いていたんです。この時期と被っているかはわからないのですが、30年代からMGMで映画用のサウンドシステムを開発していたある工業デザイナーがおりまして、その人が後のスティーブンス社の社長なんです。
その社長がチャールズに依頼してこのスピーカーが作られたんですよ。
復刻されることがあるのかどうかまったく未知ですが、今あったらお店に飾りたいです。
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