– Eames 2500 Series Executive Desk –
デザイナー:Charles & Ray Eames (チャールズ & レイ・イームズ)
Eames 2500 Series Executive Desk(イームズ2500シリーズエグゼクティブデスク)※はチャールズ&レイ・イームズ夫妻が1961年にデザインをしたデスクです。
コントラクトベースのバリエーションとして作られた2本に分かれたT-Legベースを脚にし、中央部に空洞のある天板を繋げたイームズの合理性を感じるデザインです。
※製品化された際の名前です
イームズの使いやすい1人用デスク
イームズ夫妻は同じ1961年にEames Contract Strage(イームズコントラクトストレージ)を発表しており、オフィスシーンへ向けたアプローチをより強めていた時期です。
もともと1957年からテーブルシステムのデザインを続けており、2500デスクに使われている脚はT-LEGと呼ばれるコントラクトベースのバリエーションの一つです。
脚のバリエーションにはほかにユニバーサルベース、セグメンテッドベースなどがありました。
コントラクトベースは天板が円形のデザインになるのに対してこのT-Legは長方形の天板に使えるため、オフィスシーンでは並べて使うことが出来ることでデスクとしてだけでなく会議室などでも活用されていました。
このイームズコントラクトストレージはネルソンCSSと似ているように見えますし、1957年からイームズ夫妻がデザインをしているテーブルやデスクなどもどことなくネルソンっぽさがあります。
実はイームズによるオフィス家具のデザインはジョージ・ネルソンと共同でデザインしていたという記述があります。
復刻されたイームズ2500シリーズエグゼクティブデスクは多目的テーブルとして作られたものです。
その中央部を空洞にしたものを1人用デスクとして製品化されたものです。
このデザインはIT化が進んだ現代だからこそ受けるデスクです。
コンピューターと一部の収納する箇所さえあれば十分なワークシーンが実現できる現在は、この中央部の収納で充分です。
モニターアームの取り付けも出来るので60年代のデザインが一週回って今こそ使えます。
イームズの一人用デスクといえばEames Desk Unit(EDU)がありますが、あれは極端なデザインとサイズなので2500は使いやすいデスクとなっています。
広いスペースが無くてもレイアウトできますし、見た目にもすっきりしています。
ミッドセンチュリーモダンインテリアにはもちろん相性が良いのでイームズファンのみならず評判は良さそうです。
写真のようにミッドセンチュリー繋がりでアルミナムのようなクラシックデザインのチェアも良いですが、現代のワークチェアにするのも良いですね。そのほうが座り心地は良いです。
私のお店case study shop nagoyaにて販売を始めました。
施工が必要な家具のため相談と見積もりが必要です。
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