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緊急事態宣言から一年が経った自分の商売についての感想

感染症世界的流行

 

コロナウイルス感染拡大の影響により2020年4月7日に緊急事態宣言が出されてから一年が経ちました。

皆さん大変な状況で生活されていることと存じます。

新型コロナウイルス(COVID-19)に感染された方々には謹んでお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご快復と収束を心よりお祈り申し上げます。

 

一年も経つとコロナウイルスという存在自体も当たり前の存在に感じてしまい、それ以前がどんな社会生活を送っていたか忘れてしまいそうです。

 

このコロナウイルスは実店舗で商売をする者にとってはとてつもなく大きな影響を受けるものです。

リアルな場で対面商売をするのに「不要に外に出るな」といった状況になったわけですから商売になりません。

 

緊急事態宣言中は名古屋駅周辺も栄(名古屋の商業中心地)もそれはそれは静かな状況となっていました。

日中に栄を歩いてもデパートからお店から飲食店から何もかもが閉店している状況だったので、人もほとんど歩いておらず不思議な感じでした。(私の家具販売業は休業要請が出されておらず私自身も急用で仕事をしていたのでご容赦ください。)

夜は21時も過ぎれば薬局やスーパーすらも閉店していましたから、街には人っ子一人歩いておらず、名古屋の中心地なのにゴーストタウンのような状況でした。

夜中になると名古屋駅周辺ですらほとんど人が道に存在しない状況でしたからね・・・あれはある意味すごい状況でした。

夜中に散歩をしているとその静かさと異常事態により、なんだかこの社会で自分一人だけ残ったような感覚でした。

 

私はテレビやニュースを15年以上観ない生活をしていたのですが、今回のコロナウイルス問題に関してはリアルタイムの情報が必要なため、適宜インターネットニュースのコロナ情報だけは見るようにしていました。

4月の初めの頃から緊急事態宣言の可能性が示唆されていたため、その時から私も自分の商売をどうすべきかを考えいましたが、緊急事態宣言が出されることが決まった瞬間に私は以前から考えていた「予約制」にする判断をしました。

コロナウイルスと関係なく、もともと予約制自体は方針として考えていたので、これをきっかけに実行しました。

小売業なのに予約制にするのは勇気のいることです。普通では成り立たない商売方法です。

 

予約制にするということを決めた以上は、すぐにそれを覆して予約制を辞めないということも決断していました。

予約制がうまくいこうがいかなかろうが、一度決めた以上はやり続けようと。

決めたことをすぐに辞めたり、方針をころころ変えるようでは信頼が失われますし、お客さんにもより迷惑をかけることになるからです。

 

私以外にも小売店や家具業界でも予約制にするという判断をしたところがいくつもありました。

そうした予約制にしたところは一年経って状況を見てみると・・・やっぱりうまくいっているんですよね。

予約制にするようなところは予約制にしても大丈夫という自信と、そもそもの実力も人気もあるんですよね。予約制にしようが人気があればお客さんたちはちゃんと来てくれます。

けど、うまくいっているところは最初に予約制にするという判断をしたところですね。こういったことは最初にやらないと。

 

私はそんな自信はなかったのですが、『予約制にしたぐらいでダメになるようでは自分に価値も未来もない』と言い聞かせて始めました。

予約制にするだけでなく『よし!じゃあ実店舗の売上は諦める!』とも決めて動きました。

そこをいつまでも意固地になって続けていても良いことがなかったです。

実際は実店舗の売上は普通にありましたし、今年に関しては法人の仕事が戻ってきて、実店舗があったからこその大きな仕事の受注もできています。

諦めたわりには『やっぱり実店舗は大切だな・・・』と再実感することになりました。

 

今回のコロナウイルスによりお店の在り方、商売の在り方を変える良い意味でも悪い意味でもきっかけになりました。

もともと実店舗の小売業や、私だったら家具の販売業はどっちにしろ未来がなかった商売ですから、新しい取り組みにシフトさせ未来に繋がる商売にさせるために強制的に動かされました。

コロナが無くても、このままの状態で商売を続けていたら、そのうち終わりを迎えていたでしょうから、新しいアイデアと取り組みを実行してピンチをチャンスにするタイミングとして良かったです。

コロナによる社会影響の大きさから私の考えもかなり変わりましたしね。

 

今までの商売人生も、ピンチが来た時に抵抗したりいつまでも執着せず、割り切って『じゃあもうしょうがないからこうしようか』と別のことをやるようにしてきたのですが、そのおかげで生き残れてきました。

過去にも何度もやばい時があり、中にはもう私の商売自体が全部ダメになって潰されるぐらいの時があったのですが、その時も私は『じゃあしょうがないから諦めて違う取り込みをしよう』と考えて耐えた結果、結局はそれが後になって功を奏してうまくいったことで残ってこれました。

 

ダメならダメで次のことを考えて動いたほうが後々うまくいくんじゃないかと学びました。

海で生活できなくなったら陸に上がるしかないです。

負けることで進化をしますね。

 

まだまだ私も途上ですから偉そうなことを言えません、すぐにダメになってしまうこともあるかもしれませんから。

コロナウイルスは大きな問題ですが、コロナが無くても問題は山積みです。

常に変化をしていくことが求められますね。

 

さすがにミッドセンチュリーや家具を販売するという根本的なこと自体は変えませんけど、それもどうしても難しいようなら変える必要もあるかもしれません。

そうならないようにはしたいですし、そうならないように考えて動いています。

 

ということで緊急事態宣言から一年経ったので起きたことや思ったことを書きました。

皆さんも健康に気を付けてくださいね。

 

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