今日は私がやっているお店の名前でもある「case study shop(ケーススタディショップ)」とは何かを書きます。
ケーススタディショップは店名ですが、そもそもブランド名でもあります。
ミッドセンチュリーをコンセプトにしており、「ケーススタディハウス」と関係しています。
case study shop (ケーススタディショップ)とは
モダニカ東京ショールーム(1997)とミッドセンチュリーモダン(1994年)、そしてアールデコモダン(1991年)を営業していた㈱マシン・エイジが始めたオリジナルブランドが「case study shop (ケーススタディショップ)」です。
case study shopは店名ともなっており、第一号を東京の青山にオープンをして、最後には新丸ビルのオープンの際にも「ケーススタディショップ丸の内」をオープンしました。※現在は全て閉店
case study shopとは1945年にロサンジェルスの「Arts & Architecture」詩により提案された見本住宅プログラム「The Case Study House Program」によって建築された「case study House」を見本とし、そこで使用された家具・インテリアを販売するとともに、case study houseに並べられても良いような家具デザインを提案するというコンセプトによって名付けられました。
その為ミッドセンチュリーを基本としており、Herman MillerやKnollといったアメリカンモダンデザインが中心でもありました。
また、case study = 事例 ともなるような存在になるという意味もあります。
case study shopのロゴはマッシモ・ヴィネリによるデザインです。
本当にヴィネリです、あのハンカチーフチェアのデザイナーでもあるヴィネリです。
マッシモ・ヴィネリはKnollのロゴを手掛けたすごい人でもあるので、ロゴ自体の完成度も素晴らしい物となっています。
実際このロゴは私も相当格好良いと思っています。
また有名アパレルブランドのコラボレーションも活発でした。
さらにジェンス・リゾム本人に許可を得て彼の名作家具を正規復刻も手掛けています。
(case study shop 丸の内オープン写真)
そんなcase study shopも2010年には全ての店が閉店となりました。
そんななか私が2011年に独立する際に、マシン・エイジの社長にcase study shopを店名として使用する許可をもらい開業をしました。
その時は同一店名が無かったことと名前を引引き継いだ方が良い理由があったからです。
名前だけ借りている状態で2013年に事情により”NAGOYA”を付けたことで、今の私のお店の店名は現在「case study shop NAGOYA」となっています。
たまに誤解されるのですが、私は店名を借りただけなので経営的な部分は一切マシン・エイジとは関係ありません。仕事上の協力はしていますので同一商品を販売したりすることはあります。
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